奈良県には、吉野をはじめとする桜の名所がたくさんありますが、今回はその中から、奈良在住の筆者が選んだお花見スポットを8か所ご紹介します。多くの人が訪れる有名なスポットから、地元の人が主に訪れ、比較的空いている穴場的な場所までありますので、参考にしてお出かけください。

【1】氷室神社

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(画像=ゆきたか、トリップノートより引用)

奈良市の氷室神社では、淡い桃色のしだれ桜が鑑賞できることで有名です。こちらは、奈良で一番早く咲く桜と言われており、毎年3月下旬頃に見頃を迎えます。しなやかな枝に咲く花の美しさは、一般的なソメイヨシノとはまた違った良さがあります。

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(画像=ゆきたか、トリップノートより引用)

こちらの桜は、すぐそばの奈良公園の桜がまだ見頃になっていない時期に咲くため、とても人気があり多くの人でにぎわいます。ゆっくりと鑑賞するには、休日の昼間などを避けると良さそうです。

・アクセス:近鉄奈良線「近鉄奈良」駅より徒歩15分、
またはJR・近鉄奈良駅より奈良交通バス乗車「氷室神社・国立博物館前」下車すぐ
・例年の見頃:3月下旬から4月上旬
【2】郡山城跡

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(画像=ゆきたか、トリップノートより引用)

大和郡山市の郡山城跡一帯には、約800本のソメイヨシノが植えられており、毎年美しい花を咲かせます。郡山城の桜の歴史は古く、天正13年(1585年)に、豊臣秀長が郡山に入部したとき、桜井市多武峰の談山神社をこちらに遷座し、そのとき桜の樹もお城に移したのが始まりとされています。

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(画像=ゆきたか、トリップノートより引用)

郡山城跡の桜は、お堀にもたくさん咲きます。2017年に整備された天守台からは、城跡に咲く桜を見渡せるほか、天気の良い日には、薬師寺や奈良市の若草山まで望めます。

桜の時期には、「大和郡山お城まつり」も開催され、多くの人でにぎわいます。金魚の品評会、即売といった、金魚の養殖がさかんな大和郡山ならではの催しのほか、時代行列や屋台の出店もありますよ。

・アクセス:近鉄橿原線「近鉄郡山」駅より徒歩約7分
・例年の見頃:3月下旬から4月上旬

【3】三室山

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(画像=ゆきたか、トリップノートより引用)

斑鳩町にある三室山や竜田川は、古くは和歌に詠まれた風光明媚な場所で、桜の名所としても親しまれています。標高82メートルの三室山は、桜の時期には山の半分ほどが薄い桃色に染まり、美しい景観を作り出します。

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(画像=ゆきたか、トリップノートより引用)

山の中には、遊歩道が整備されており、近くで桜を鑑賞できます。ここから見る竜田川の桜もまた美しいものです。駐車場は、利用できる台数が少ないので、桜の時期にはなるべく公共交通機関を利用してください。

・アクセス:JR大和路線「王寺」駅より徒歩20分、
または奈良交通バス「三室山下」下車徒歩10分
・例年の見頃:3月下旬から4月上旬