IT化が進んだ現代社会では、個人情報の漏洩リスクが増大しています。しかし、個人情報の漏洩の多くはささいな人為的うっかりミスが原因です。個人情報の漏洩リスクを高める4つのNG行為を紹介します。
個人情報が含まれた書類やデバイスを紛失する
名簿などの書類やPC・スマホなどのデバイスをうっかり紛失するのは非常に危険です。そこから大量の個人情報が漏洩する恐れがあります。
このケースで意外と多いのが「車の中に書類やデバイスを残してたった数分離れた結果、車上荒らしに遭う」パターンです。最近は、車のスマートキーが発する微弱な電波を受信して、第三者がロックを解除できる「リレーアタック」が急増しており、書類やPCどころか車ごと盗まれる被害が続出しています。車を離れる際は必ず書類やデバイスを車の外に持ち出しましょう。
メールの送信先や送信設定を誤った
メールを送る際に送信先や送信設定を誤るミスも個人情報の漏洩につながります。たとえば個人情報が記されたファイルの送信先を誤った、メールアドレスが非表示になるBCCで送るべき一斉メールをTOやCCで送ってしまった」など、経験があるのではないでしょうか。宛先が多いほど個人情報漏洩による被害のリスクが高くなるので重々注意すべきです。
PCやスマホをウイルス感染させる
PCやスマホのウイルス感染も個人情報の漏洩につながります。ウイルスソフトの更新忘れなどが主な原因ですが、OSのバージョンを更新しないこともウイルス感染のリスクを大きく高めます。ウイルスソフトは更新時期に必ず更新し、OSは常に最新のバージョンにしておきましょう。