赤ちゃんの成長を祝う「お宮参り」は、産後ママにとって久々の晴れの場。おめでたい日に相応しい、着物やワンピース・パンツスタイルのオシャレな着こなしを写真付きでご紹介。これを読めば美人見えする華やかな服装がきっと見つかるはず！
お宮参りとは
お宮参りとは、赤ちゃんの健やかな成長を祈り、氏子の一員として認めてもらうために、その土地の氏神様に詣でるしきたりです。そして集まった親族に赤ちゃんを正式にお披露目する機会でもあります。お参りする日は、地方によって決まっていますが、だいたい男の子で生後30日前後、女の子で生後31日前後です。最近では、気候が良く、パパや親族が集まれるタイミングを優先して日取りを決めることが多いようです。
お宮参りのママの服装とは？
出産後の約1か月間、自宅で育児に奮闘してきたママにとって、お宮参りは赤ちゃん連れでの初イベント！晴れやかな場で、産後ママが素敵に見える服装についてご紹介します。
ママの体調や授乳優先派はワンピやスーツ
最近では、両親と赤ちゃんだけでカジュアルにお参りするケースが増え、赤ちゃんに祝い着ではなく、実用的なベビードレスを着せる人が急増しています。
その場合は、赤ちゃんに合わせてママも洋服を選んでも良いでしょう。着物は、慣れていないと体への負担が大きく、授乳するのが難しいので、特に母乳育児ママは大変に感じるはずです。お宮参りの時間を満喫できるように、産後の体調や赤ちゃんの状況を優先して、ワンピースやスーツを選ぶのも素敵な選択だと思います。
洋服を選ぶ場合は、ラフすぎたり、派手すぎたりしないよう注意しましょう。晴れの日に相応しいキレイめのワンピースやフォーマル感のあるセットアップ、パパのスーツの「格」とバランスが取りやすいジャケットスタイルが最適！お参りというシチュエーションですので、夏でも肌の露出は控えめに。また、畳の上に正座する場合もありますので、膝が隠れる長さのスカート丈だと安心ですよ。
本格派はやっぱり着物！
お宮参りにおける赤ちゃんの正式な服装は、白羽二重の着物と、男の子なら紋付の鶴などおめでたい柄の祝い着、女の子なら花柄などの華やかな祝い着です。赤ちゃんが正装をするのであれば、ママも正装である黒留袖を着るのが望ましいとされてきました。
でも、時代の流れと共に、お宮参りのやり方や服装は簡略化される傾向にあります。お宮参り時に着物を選ぶママのうち、黒留袖を着る人は減少し、略礼装である小紋や訪問着を着る人が増えているようです。
洋服ママのお宮参りコーデ
先輩ママたちが実際に、お宮参りできたコーデを季節ごとにご紹介します。おすすめの服も合わせてご覧ください。
春のお宮参り服装
まだ肌寒さが残るこの時期は、暖かさを重視しつつ、春らしいカラーを選ぶのがおすすめ！スナップのママのように、上品なベージュのワンピースなら優しい印象に仕上がります。
こちらのママは、ネイビーで全身を統一し、シックで落ち着いた雰囲気にまとまっています。全体的にダークトーンですが、フレアミディアムスカートとソックス合わせで、可愛さと素肌感が程よく出ているので、春らしいコーデですね。
こちらのスナップは、きれいめカジュアルな服装でお宮参りをしたご夫婦です。レースのトップスとブラックのパンツは、簡単にフォーマル見えするので使い勝手抜群！
★おすすめ
マタニティウエストバイカラーレースワンピース（税込5,060円） こちらのワンピースは、妊娠中から出産後の授乳期まで、長く使えて七分袖・半袖と2種類から選べます。授乳口は、パネルラインに重なっているので、目立ちません。ジャケットを羽織れば、ちょっとした式典にも使いまわせそうですね。
夏のお宮参り服装
「スカートやワンピは苦手」というカジュアル派ママにおすすめなのが、フォーマル感のあるパンツタイプのセットアップやオールインワンです。ノージャケットでもラフになりすぎないから、春夏は1枚でサラッと涼しげに着こなして。
母乳派ママの洋服は、やっぱり授乳しやすさがポイント！おすすめは、パッと授乳できるカシュクールデザインのアイテム。大人っぽく美人見えするカシュクールは、30代ママにぴったりです。
★おすすめ
【milk tea】＜授乳服＞ビューティサロペット 5,690（税込） こちらはカジュアルママでも気負わず着ることができるセットアップ！裾からのぞくフリル、デコルテを美しく見せるプチハイネックなど、華やかなディテールが効いているから、お祝いの席にぴったりです。「本当にマタニティ服？」と思われるほどスタイリッシュなセットアップは、お宮参りの後もオフィスや学校行事にと大活躍しますよ。
秋のお宮参り服装
ふんわりシルエットのワンピースは、産後の体形カバーにも一役買ってくれるので、お宮参りに最適です。ワンピースの色に迷ったら、黒を選べば間違いなし！春夏用のテロテロ素材のワンピでも、黒ならば不思議ときちんと感が漂います。トレンドのレギンスを合わせると、モードな雰囲気に！
最近ではこのように「洋服の上から祝い着だけ羽織る」スタイルが増加中！「ユニクロ」の黒パンツでコーディネイトしたこちらのママのように、シンプルなモノトーンスタイルを選べば、祝い着の赤ちゃんが一層引き立ちます。祝い着を羽織る格好の場合、ママの服装は祝い着に隠れ、首元と膝下しか見えなくなります。祝い着とバランスが取れるような華のあるパールネックレスやピアスなどを合わせましょう。
こちらはフェミニンで洗練された「SWEET MOMMY」のレース切り替えワンピースを選んだママ。レース使いの授乳服は、フォーマル感があって、授乳服っぽく見えないのでおすすめです。
おすすめ
【授乳口付】タックベルテッドワンピース 7,306円（税込） こちらはカジュアルママでも気負わず着ることができるセットアップ！裾からのぞくフリル、デコルテを美しく見せるプチハイネックなど、華やかなディテールが効いているから、お祝いの席にぴったりです。「本当にマタニティ服？」と思われるほどスタイリッシュなセットアップは、お宮参りの後もオフィスや学校行事にと大活躍しますよ。
【Milk tea】ジャージーワンピース（税込6,790円） こちらは、繊細なレースが抜け感を演出してくれる美しい授乳ワンピです。“いかにもマタニティ服”に見えないエレガントな装いが、お宮参りに華を添えてくれます。二の腕をカモフラージュしてくれる七分袖、落ち感のある素材が、華奢見えを叶えます♡自宅で簡単にお手入れできるから、ヘビーユース間違いなし！
冬のお宮参り服装
可憐なピンクベージュのワンピースというエレガントな装いのこちらのママ。落ち感が美しい広がりの少ないフレアワンピースは、オシャレさがありつつ晴れの日らしい真面目さも守れており、親戚からの印象も◎。ワンピースは体が冷えやすいので上下あったかインナーを仕込んでママの身体も守りましょう！
こなれ感とオシャレ感が出るツイードセットアップはとても便利！女らしく華やかなツイード素材なら、ジャケットを羽織らなくてもフォーマルシーンに相応しい“良き母”コーデが完成します。
秋冬の寒い神社でのお宮参りでは、下半身を冷やさないようにパンツスーツを着用しても◎です。中に授乳口付きTシャツを着ていても、ジャケットを羽織れば目立ちません。うっかりすると就活生のように見えてしまうので、今っぽくデザイン性の高いスーツを選びましょう。