入隊前最後のプレゼントとして発表した『Bambi』は、初動販売数の記録を今もなおグングン伸ばし続け、男性ソロアーティストとして素晴らしい数字を残している。
ベッキョンは5月6日に入隊後、3週間の基礎軍事訓練を受けた後に、*社会服務要員として勤務するという。この知らせをきっかけに、彼が甲状腺機能低下症を患っていることが明らかに。入隊のための兵務庁の身体検査で、該当疾病による評価基準の中で最も低い4級判定を受けており、これはベッキョンの疾患が深刻な水準だという意味だ。
*社会服務要員‥兵役の代わりに公的機関で働くこと
そんな中、あるオンラインコミュニティーで彼が病気を隠そうとしていた言動についての書き込みが浮上した。
2019年、ベッキョンがSNSにアップした写真には自身の所持品が並んでいたという。その画面左上を見ると、甲状腺ホルモン錠である”シンチロイド錠”の袋が。2年前にはすでに治療中であったことが分かる。また、ファンとのやりとりの中で「今日はまだ薬を飲んだ時しか水を飲んでいない」と、うっかり発言、ファンはすぐさま反応したが「ごめん! 栄養剤だよ! 心配させちゃったね(笑)」と、話題を終えるのだった。
この過去の発言に接したファンは、悲しむ反応を見せた。
「今思うと(ベッキョンは)よくむくんでいるのも、疲れやすいのも、寒がりなのも全部症状だったんだ」 「わからなくてごめんね」 「本当に大変だっただろうな」 「そういえば以前、生まれつき体力がないと言ってたことがある」 「全然表に出さないなんて」 「今までファンのために言わなかったのがベッキョンらしい」 「すごくあなたらしいよ、ベッキョン」
甲状腺機能低下症とは、体内の甲状腺ホルモンが不足する状態で、これが不足すると疲労感やだるさ、むくみ、食欲低下、寒気がするといった身体的な症状のほかに、無気力や眠気、記憶力の低下、抑うつ、動作が遅くなる、声がかすれるなどの症状もみられるという。また、完治しない病気のため、内服をしながらずっと付き合っていく病気と言われている。
EXOとして、休む間もなく世界を股にかけて活動をしてきた中で、絶不調の時も必ずあっただろう。にもかかわらず、我々ファンは彼が辛そうにしている姿を見た記憶がない。
もし入隊の事がなければ、恐らく公表しなかっただろう。
ベッキョンとは、そういう人なのだ。
あの子犬のように無邪気な笑顔の裏で、どれだけの苦しみや悲しみを隠してきたのだろうか。ここ最近、続々明かされる彼のハートウォームな後日談に、ファンは泣かされてばかりである。
EXO
EXO(エクソ / ハングル 엑소)は、SMエンターテインメント所属の男性アイドルグループ。 韓国人が8人、中国人が4人の計12人で構成され、2012年4月8日に韓国と中国でデビューした。その後中国人メンバー3人が脱退して現在の9人体制になっている。
提供・Danmee
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