2日目午前：映画にも登場した「白鳥大橋」を通って「地球岬」へ
2日目の午前中は室蘭の人気スポット「地球岬」へ。登別温泉から地球岬へと向かうルートは複数ありますが、ぜひドライブに最適な「白鳥大橋」を通過して訪れてみましょう。
白く優雅な姿が特徴の「白鳥大橋」
「白鳥大橋」は室蘭港の別名「白鳥湾」から命名された、1,380mの自動車専用道路（通行料は無料）。映画の『名探偵コナン 銀翼の奇術師』などにも登場した、室蘭を代表する建造物です。橋から少し離れた道の駅からは、橋の全景を眺める事ができます。
地球の丸さを体感できる「地球岬」
白鳥大橋を通って向かう「地球岬」は、100m以上の断崖が14km続く景勝地。岬の先端にたつチキウ灯台は海抜130mに位置しています。断崖の上にある展望台からは太平洋の雄大な景色が一望でき、ここから眺める水平線はまさに地球の丸さを実感できる大パノラマです。
2日目ランチ：室蘭名物の駅弁「母恋めし」をいただこう
地球岬から絶景を堪能した後はランチにしましょう。おすすめは室蘭の大人気駅弁「母恋（ぼこい）めし」。ホッキめしに卵やチーズの薫製、漬物とハッカ飴がセットになったお弁当で、1日に作られる数が少ないことから幻の駅弁とも言われる人気駅弁です。
母恋駅の売店やエンルムマリーナ内にある母恋めし本舗 本店（喫茶ブロートン）、道の駅 みたら室蘭などで購入できるので、ぜひ探してゲットしてみて。
2日目午後：大自然の息吹を感じる「昭和新山」「有珠山」「洞爺湖」をめぐろう
母恋めしを堪能した後は、「洞爺湖」方面へ。手前に位置する、今なお煙が吹き出す活火山「昭和新山」と、2000年に起きた噴火跡を残す「有珠山」に立ち寄ってから、コバルトブルーの「洞爺湖」周辺を散策しましょう。
麦畑が隆起してできた「昭和新山」
まず訪れる「昭和新山」は、標高398mの現在も活動中の火山です。昭和18年12月に噴火したあと、昭和20年9月までの間活発な火山活動が続き、大きな溶岩ドームが形成され、昭和32年に国の「特別天然記念物」に指定されました。昭和に入って初噴火した新しい火山で、初噴出からの全ての記録が残る貴重な火山でもあります。
噴火被害の様子を学べる「有珠山」
続いて訪れる「有珠山」は、洞爺湖と内浦湾の間にある737メートルの活火山。1910年の噴火で洞爺湖温泉、1943年～1945年の活動で昭和新山を作りだし、1977年の噴火では500億円を越える経済損失を発生させるなど、活発な火山活動を繰り返しています。
2000年に起きた噴火では人的被害こそなかったものの、地殻変動と噴石により国道230号や周囲の建物は大きな被害を受けました。2002年には災害にあった建物や道路をそのまま残した西山山麓火口散策路が整備され、当時の被害の様子を歩きながら見て学ぶことができるようになっています。
遊覧船乗船や足湯・手湯も楽しめる「洞爺湖」
周囲43kmの、日本で9番目に大きな湖。コバルトブルーの湖面が印象的なカルデラ湖で、その美しい景観が訪れる人々を魅了します。サイロ展望台は洞爺湖の大パノラマが広がる絶景ポイント。洞爺湖をはじめ、中島、有珠山、昭和新山等を一望できます。
また洞爺湖の中央に浮かぶ中島と、温泉街近くの桟橋を約50分で往復する遊覧船に乗って、湖上から四季折々の風景を楽しむのもおすすめ。4月末から10月末頃まで、毎夜あがる花火も見どころのひとつです。
洞爺湖の南に位置する洞爺湖温泉地区には「足湯ポケットパーク 薬師の湯」や「洞龍の湯（とうろんのゆ）」といった手湯や足湯が楽しめるスポットがあります。
提供：トリップノート
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