ツヤツヤの髪になれると評判の椿油は、他にも色んな使い方ができるのをご存じですか?今回は、椿油のヘアケア効果やヘアケアの使い方、スキンケアの使い方などもご紹介します。また、おすすめの椿油や注意点もご紹介していますので、是非参考にしてください。
椿油のヘアケア効果は?
①美髪効果
椿油をヘアケアに使用することで、美髪効果が期待できます。椿油はパサつきが気になる髪を改善し、枝毛や切れ毛ができにくい状態になります。また髪の毛にハリやコシを与えて、まとめやすくなるという効果にも繋がります。
②保護効果
椿油のヘアケア効果には、髪の毛を保護する効果も期待できます。ドライヤーの熱風や紫外線などによるダメージから、髪の保護膜代わりになり髪の毛を守ります。オイルの効果で髪の毛の油分を補い、水分が逃げないようにして、しっとりとしたツヤと潤いのある髪に導きます。
③頭皮を健康にする
椿油を使用することで、頭皮を健康にする効果も期待できます。シャンプーだけでは取り除けない、毛穴の奥の汚れを浮かせて洗い流しやすくします。また頭皮に潤いを与え、乾燥を防ぐ効果もあるため、健康な髪の毛が育ちやすい環境を作ります。
椿油のヘアケアの使い方7選
①頭皮ケア
1つ目は「頭皮ケア」としての使い方です。オイルは髪の毛ではなく、乾いた状態の頭皮に付けるようにし、すり込まずに頭皮全体に行き渡るように優しく馴染ませましょう。デイリーケアにすることで、頭皮に潤いを与え、乾燥やかゆみのない健康な状態になります。
使い方
小皿に椿油をティースプーン1~2杯程度入れる
指先に椿油を付けて、指の腹で乾いた頭皮全体に優しく馴染ませる
5分程度放置する
ぬるま湯で髪と頭皮をよくすすぐ
シャンプーで頭皮を丁寧に洗う
②頭皮マッサージ
2つ目は「頭皮マッサージ」です。椿油でマッサージすることで、頭皮に付いた汚れを浮きやすくして、スッキリとした地肌になります。また頭皮に潤いを与える効果もあるため、乾燥を防いでフケやかゆみを抑えられます。爪を立てないように気を付けて、週1回くらいの頻度で行いましょう。
使い方
椿油を手のひらに数滴取り伸ばす
頭皮全体に馴染ませる
両手の指の腹で、5分程クルクルと動かし、セルフマッサージする
お湯で流して、シャンプーする
③ヘアケアパック
3つ目は「ヘアケアパック」としての使い方です。シャンプー前の使用で、潤いとツヤを与え、ハリのある髪に導きます。オイルを指の間にもよく広げて、両手で髪を挟み上から下へ撫でるようにすると髪全体に付けやすくなります。スペシャルケアとして、週1回使用しましょう。
使い方
シャンプー前の髪が乾いた状態で、全体がしっとりするくらい椿油を馴染ませる
使用量は髪の長さや髪の傷みに合わせて調節する
くしでとかして、全体に行き渡らせる
ホットタオルをして、10~15分放置する
ぬるま湯でよくすすぐ
シャンプーする
④トリートメント
4つ目は「トリートメント」としての使い方です。シャンプー後のトリートメント代わりに使用することで、パサつきを抑えて、ツヤのあるしなやかな髪へと導きます。デイリーケアのトリートメントにするもおすすめです。
使い方
シャンプー後、洗面器に半分くらいお湯を張る
1に椿油を3~4滴落とし、よくかき回す
2を手ですくって、少しずつ全体に馴染ませる
そのまま洗い流さずに、タオルドライする
⑤アウトバストリートメント
5つ目は「アウトバストリートメント」としての使い方です。使用量は髪質によっても変わってくるため、少し足りないかなと感じるくらいの量から試すのがおすすめです。アウトバストリートメントとして毎日使用する場合は、地肌に付けないようにして、髪の内側の中間から毛先に向けて手ぐしを使って伸ばしましょう。
使い方
洗髪顔、タオルドライする
椿油を手のひらに1滴出して良く伸ばす
手のひら全体から、指と指の間にも良く伸ばす
手ぐしで髪全体に薄く付ける
ドライヤーで乾かす
⑥スタイリング
6つ目は「スタイリング」としての使い方です。デイリーケアで髪の毛をしっとりまとめて、ツヤのある仕上がりになります。オイルの量が多いと重い仕上がりになるため、少量から試すようにしましょう。ポイントは手ぐしで付けることで、薄く全体に付けるように心がけましょう。
使い方
手のひらに椿油を1滴取り、よく伸ばす
手ぐしで髪全体に薄く付ける
ブラシで髪を整える
⑦集中ケア
7つ目は「集中ケア」としての使い方です。特に傷みの激しい毛先や乾燥しているところに揉み込むことで、ツヤのある美しい髪に仕上がります。月2回程度の使用がおすすめですが、髪の毛の状態に合わせて使用頻度を変えましょう。
使い方
洗髪後、タオルドライする
数滴の椿油を手に取り伸ばす
2の手で、傷んだ毛先に揉み込む
ドライヤーで優しく乾かす
椿油のスキンケアの使い方5選
①クレンジング
1つ目は「クレンジング」としての使い方です。椿油を使用したクレンジングは、肌に摩擦などの負担が少なく綺麗に落とせます。日々のメイク落としとして、手や顔は乾いた状態で使用しましょう。メイクが落ちにくい目の周りは、オイルを追加すると摩擦を抑えられます。
使い方
乾いた手のひらに椿油を10滴程度取り、顔全体に馴染ませる
目元は椿油を追加して、目頭から円を描くようにメイクを浮かせる
ティッシュオフする
洗顔料で洗い流す
②角栓ケア
2つ目は「角栓ケア」としての使い方です。洗顔後に水分を拭き取り、乾いた状態で使用しましょう。椿油が毛穴に詰まった汚れに馴染んで柔らかくなるので、角栓が取れやすくなります。週1回のスペシャルケアとしてだけでなく、日々のスキンケアにもおすすめです。角栓が取れた肌は、しっとりと柔らかな肌に導きます。
使い方
洗顔後に水分を拭き取る
乾いた手のひらに椿油を取り、指で円を描くように、小鼻に優しく馴染ませる
5~10分位放置する
ティッシュオフする
洗顔料で洗い流す
③保湿ケア
3つ目は「保湿ケア」としての使い方です。化粧水でスキンケアした後の水分の蒸発を抑え、顔の潤いを保てます。カサつきがひどい箇所は、念入りにお手入れしましょう。スキンケア後のベタつきが気になる場合は、ティッシュオフして余分な油分を取るのが良いでしょう。毎日の顔のスキンケアにもおすすめです。
使い方
洗顔後に化粧水をつける
椿油を手のひらに1~2滴垂らして伸ばし、顔全体を覆うようにしてつける
カサつきが気になるところは念入りに馴染ませる
④美容オイル
4つ目は「美容オイル」としての使い方です。全身のスキンケアオイルとして、お風呂上がりに乾燥肌や荒れた肌に使用すると、高い浸透力で肌にしっとりと馴染みます。カサつきが気になる肘・膝・かかとの部分は念入りに馴染ませましょう。肌の状態に合わせて、週1回程度のスキンケアがおすすめです。
使い方
入浴後、肌に若干の水分がある状態で使用する
少量の椿油を手のひらに取り、全体に薄く伸ばす
首筋から肩や腕にかけて、マッサージするように上半身に馴染ませる
足先から太ももやお尻にかけて、下半身全体に馴染ませる
⑤ハンドクリーム
5つ目は「ハンドクリーム」としての使い方です。洗い物の後や就寝前に、手や指先に薄く伸ばしてスキンケアしましょう。爪の表面や爪周りのカサつきや荒れにもおすすめです。ただし塗り過ぎるとベタつくので、1滴ずつ足しながら使用しましょう。
使い方
椿油を手に数滴取る
手や指先全体に薄く伸ばす
爪の表面・爪の周りは、爪に1滴ずつ垂らしてよくすり込む