重曹は洗顔に使用できるのをご存じですか?お菓子作りや掃除に使用することが多い重曹は、美容にも良い万能アイテムです。今回は、重曹洗顔の手作り方法やメリット・デメリット、重曹洗顔の方法や重曹パックの方法まで詳しく解説します。
重曹洗顔の方法
①普通肌の洗い方
普通肌の洗い方は、手作りした重曹洗顔をいつものように洗顔するだけです。ただし重曹のスクラブが残っているので、強く擦ると肌が傷付く恐れもあります。よく泡立てた重曹洗顔で、優しく洗うように注意しましょう。洗い終わったら、すすぎ残しがないように綺麗に流しましょう。
洗い方
手作りした重曹をよく泡立てる
泡を顔全体に広げる
肌を擦らず、泡をなでるようにして伸ばす
ぬるま湯でしっかりすすぐ
②敏感肌・トラブル肌の洗い方
敏感肌・トラブル肌の洗い方は、お湯で溶かした重曹洗顔で洗っていきます。重曹のスクラブが残っていると肌を傷付けてしまう可能性があるため、しっかり溶けていることを確認してから洗顔するようにします。洗い終わったら、すすぎ残しのないようにしっかり流しましょう。
洗い方
洗面器に作った重曹洗顔を、手ですくい顔に付け洗っていく
顔全体を洗ったら、ぬるま湯でよくすすぐ
重曹洗顔の手作り方法
①普通肌用
重曹洗顔の手作り方法はとても簡単です。普通肌の手作り方法は、いつもの洗顔料を泡立てて、重曹を一つまみ入れ少し混ぜたら完成です。普段行っている洗顔に、ひと手間加えるだけの簡単な動作で重曹洗顔が手作りできます。
②敏感肌・トラブル肌用
敏感肌やトラブル肌の重曹洗顔を手作りする時は、重曹をお湯に溶かして使用します。お湯を張った洗面器に、小さじ1の重曹を入れて良く混ぜます。重曹に入ったスクラブが残らないように、しっかりと溶かしたら完成です。
重曹洗顔のメリットは?
①毛穴の汚れが取れる
重曹洗顔は毛穴に詰まった汚れを、しっかり洗い流せるというメリットがあります。一般的な弱酸性の洗顔料の特徴として、メイク汚れや余分な皮脂をしっかり洗い流す効果が高いのですが、毛穴に詰まった汚れや古い角質は落ちにくいと言われています。
弱アルカリ性の重曹は、タンパク質汚れを分解し落とせるという特徴があり、皮脂汚れや古い角質を除去する効果が高くなっています。そのため、普段の洗顔では落としきれない汚れまで、綺麗に落とせるという効果も期待できます。
②ターンオーバーを正常化する
重曹を使った洗顔は、ターンオーバーを正常な状態にする効果も期待できます。ターンオーバーが乱れると、余分な皮脂や古い角質が肌に蓄積されてしまいます。重曹にはターンオーバーを促して、サイクルを正常に戻して、美肌に導く効果も期待できます。
③肌に優しい
重曹洗顔は、毛穴ケアとして優しい洗顔です。一般的な毛穴をケアできる洗顔料はアルカリ性が多く、汚れ落ちが良いのですが、肌に刺激が強すぎるというデメリットがあります。弱アルカリ性の重曹洗顔なら、正しい使い方をすれば、肌に負担をかけずに毛穴ケアできます。
重曹洗顔のデメリットは?
①必要な皮脂まで落とす可能性
重曹洗顔は、必要な皮脂まで落とすというデメリットが起こる可能性もあります。重曹はタンパク質汚れや油汚れを分解する作用があり、黒ずんだ毛穴や脂性肌の方は綺麗になる美容方法です。しかしやり過ぎると必要な皮脂まで落として、肌トラブルが起きるというデメリットがあります。くれぐれもやり過ぎには注意しましょう。
②肌が乾燥する
重曹洗顔で皮脂まで落とされた肌は、乾燥しやすいというデメリットもあります。余分な皮脂がしっかり落とされると、肌が綺麗になるメリットと共に、肌のバリア機能が失われるというデメリットが起こりやすくなります。皮脂がなくなった肌はとても乾燥してしまうため、保湿効果の高いスキンケアを使うのがおすすめです。
③肌に負担がかかる
重曹に含まれたスクラブは、肌に負担がかかるというデメリットが起こる可能性もあります。スクラブが残ったままで使用する洗顔は、強く擦ると肌に傷を付けるというデメリットがあります。肌に負担がかからないように、しっかり泡立てて使用することをおすすめします。