ベビーオイルは赤ちゃんのためのものではなく、大人の髪や頭皮にも効果的なのはご存じですか?今回は、ベビーオイルで髪が潤うヘアケアやスタイリングとしての使い方、ヘッドマッサージとしての使い方のコツをご紹介します。また、おすすめのベビーオイルもご紹介します。
ベビーオイルで髪が潤うヘアケアとしての使い方3選
①シャンプーに混ぜる
1つ目は、「シャンプーに混ぜる」使い方です。ベビーオイルには保湿成分が配合されているため、シャンプーに混ぜて使用することで、髪をしっとりまとめる効果が期待できます。またパサつく髪に潤いを与えて、指通りを良くするため、ダメージが蓄積した髪にも効果的です。
使い方
シャンプーにベビーオイルを適量混ぜる
1で頭を洗う
お湯で洗い流す
②洗い流さないトリートメント
2つ目の使い方は、「洗い流さないトリートメント」です。ドライヤー前の髪の毛に馴染ませることで、髪の広がりや乾燥を抑えて、サラサラの髪になります。使用量は髪の毛の長さや毛量などによって様々なので、パサつきがちな毛先を中心に少量ずつ使いましょう。
使い方
洗髪後にタオルドライする
適量のベビーオイルを、毛先を中心に揉み込む
ドライヤーで乾かす
③ヘアケアパック
3つ目の使い方は、「ヘアケアパック」です。特に髪の乾燥が気になる時には、直接髪の毛に塗って、ヘアケアパックとして使用しましょう。乾燥しがちな髪の毛の水分バランスを整えて、パサつきのないしっとりした髪に導きます。
使い方
乾いた髪の毛に、ベビーオイルをたっぷり塗る
3~5分放置する
お湯で洗い流す
シャンプーで洗う
ベビーオイルで髪が潤うヘアスタイリングとしての使い方3選
①ウェットヘア
1つ目のスタイリングは、「ウットヘア」です。乾いた髪にベビーオイルを揉み込むだけで、流行りのウェットヘアが完成します。毛束を作るイメージで、揉み込むのがポイントです。付け過ぎるとベタついてしまうので、バランスを見ながらスタイリングしましょう。
使い方
ベビーオイルを手に取る
束を作るイメージで、くしのように指を通しながら揉み込む
②ハーフアップ
2つ目のスタイリングは、「ハーフアップ」です。ヘアセットが苦手な方でもチャレンジしやすいハーフアップは、ベビーオイルを使用すると、毛先の束感が出ておしゃれなアレンジになります。控えめなアレンジのため、オフィスやフォーマルなシーンにもおすすめです。
使い方
ベビーオイルを髪全体に馴染ませる
両サイドの髪の毛を後ろで合わせ、ねじってゴムで結ぶ
毛束をほぐす
毛束から少量取って、ゴム部分に巻き付け、ピンで留める
毛先や後れ毛をコテで巻く
③外ハネスタイル
3つ目のスタイリングは、「外ハネスタイル」です。毛先のハネを大きくすると元気で明るい印象に、外ハネを控えめにすると大人っぽい印象に演出できるスタイリングです。ベビーオイルのツヤ感で、髪全体を綺麗に見せる効果もあります。
使い方
髪を上下にブロッキングする
下の髪を少量ずつ取って、コテで外ハネにセットする
上の髪も同じように、外ハネにセットする
ベビーオイルを、毛先に少量馴染ませる
ベビーオイルで髪が潤うヘッドマッサージとしての使い方のコツ3選
①ブラッシング
1つ目のコツは、「ブラッシング」です。ヘッドマッサージの前には、髪を濡らす前のブラッシングが大切です。マッサージ中に髪の毛が絡まって抜けやすくなるのを防ぐ効果や、髪に付いた汚れやほこりを落とす効果があります。
ヘッドマッサージとしての使い方の手順①
髪が乾いた状態でブラッシングする
髪の毛の絡まりを無くし、汚れやほこりを落とす
②指の腹で頭皮をほぐす
2つ目のコツは、「指の腹で頭皮をほぐすこと」です。ヘッドマッサージは、爪を立てないように注意しながら、指の腹を使って頭皮をほぐすようにしましょう。ヘッドマッサージすることで血行促進し、毛穴に詰まった皮脂汚れも落ちやすくなります。
ヘッドマッサージとしての使い方の手順②
100円玉サイズのベビーオイルを、両手に馴染ませる
指の腹で頭皮を、3分程度マッサージする
③お湯で洗い流す
3つ目のコツは、「お湯で洗い流すこと」です。ヘッドマッサージが終わったら、お湯で綺麗に洗い流しましょう。マッサージ後にオイルが残っていると、頭皮がベタついたりかゆみが出たりすることもあります。流し残しがないように、丁寧に洗い流すのがポイントです。
ヘッドマッサージとしての使い方の手順③
お湯で洗い流す
シャンプーで洗う
ぬめりがある場合は、二度洗いする
ベビーオイルをヘアケアとして使う時の注意点は?
①鉱物性と植物性を使い分ける
ベビーオイルは、鉱物性と植物性があります。鉱物性は髪の毛をコーティングし、水分が蒸発するのを防ぐ効果が高く、長時間保湿できるオイルです。しかし、表面をコーティングした状態が長時間続くと、逆に乾燥が進むことがあります。そのため長期間にわたって使用するのは避けて、必要に応じて使用するよう注意しましょう。
乾燥が気になる季節などに毎日使用したい場合には、植物性のオイルがおすすめです。髪に浸透し栄養を与える効果があるため、髪へのダメージが抑えられます。鉱物性と比較すると保湿の持続性が低いので、こまめに付け直しをするよう注意しましょう。
②付け過ぎはパサパサ髪になる
ベビーオイルは、髪に付け過ぎるとパサパサの髪になることがあります。鉱物性オイルは長時間髪をコーティングするため、ベタついて水分を奪ってしまうことが原因で髪がパサパサになる可能性があります。スタイリングに使用する時は適量を守り、付け過ぎないように注意しましょう。
③しっかりすすぐ
ベビーオイルを使用した後は、いつもよりしっかりすすぎましょう。ベビーオイルは油のため、普段のシャンプーのやり方では落ちないこともあります。ヘッドマッサージ後などは、お湯を使って流し残しなどがないように、念入りにすすぐように注意しましょう。
肌に優しいベビーオイルですが、使い方を間違えると肌トラブルが起きる可能性があるため、正しい使い方をするように注意が必要です。ベビーオイルが合わない肌質も解説されていますので、使用前にチェックしてみましょう。