あなたの職場に、ほとんど挨拶をしてくれない人はいませんか。挨拶をしない人はどのようなことを考えているのでしょう。そこで今回は、職場で挨拶しない人の心理をご紹介します。挨拶をしない人への対策などもまとめていますので、是非参考にしてみてくださいね。
職場で挨拶しない人の特徴とは？
①プライドが高い
挨拶しない人の特徴として、プライドが高いというものがあります。「自分は周囲から挨拶されるのが当たり前」と思っている傾向にあるのです。そのため、自分から挨拶をするのは面倒だと挨拶をしない人がいるのでしょう。また中には、挨拶を返すことは自分より下の人間と同レベルと認めることになると考えている人もいます。
②人の好き嫌いが激しい
挨拶をしない人の特徴として、人の好き嫌いが激しいということが挙げられます。気に入らない人や嫌いな人には面倒で挨拶をしないのです。人によって態度をあからさまに変えるので、コミュニケーションも下手な人が多いようです。
③緊張しやすい
挨拶をしない人には、緊張しやすい人も多くいます。人一倍消極的で人見知りも激しいので、挨拶もできないこともあるのです。自分でも何とかしなくてはならないと思っていますが、いざ上司などに会っても緊張してうまく挨拶できない、という人が多いですよ。男性・女性どちらにも多い特徴でしょう。
職場で挨拶しない人の心理8選！
①恥ずかしいと思っている
職場で挨拶しない心理として、上司など職場の人に挨拶するのが恥ずかしいというものがあります。普段から挨拶をする人からすれば、一言で済む挨拶をしないのも不思議に思うかもしれません。しかし、その一言を恥ずかしいと思うのです。このタイプの人は引っ込み思案で、挨拶をしても小さい声で済ませることが多いでしょう。
挨拶を恥ずかしがる人のなかには、本当はしっかりと挨拶をしたいと考えている人もいます。しかし、今まで挨拶をしてなかったので、今更挨拶するのも恥ずかしくてできないと思っているのですよ。対策としてこちらからコミュニケーションを取るようになると、きちんと挨拶をしてくれるようになりますよ。
②人間が嫌い
挨拶をしない人の心理として、そもそも人間が嫌いということがあります。人間嫌いな人は挨拶だけではなく、他人と直接関わるコミュニケーションをなるべく避けようとするのです。
またこのタイプの人は、挨拶されたり、声をかけられたりするのも苦痛に感じることもあります。人間と関わる機会をなるべく減らしたいので、挨拶もしたくないのですね。
③他人と会話をしないようにしている
挨拶をしない人の中には、言葉をできるだけ交わしたくないと考えている人もいます。人間が嫌いな人に多い心理です。言葉を交わしたくないと思っている人は、少しでも話したくないので、挨拶の必要性にも疑問を感じています。必要がない面倒なことはしなくても大丈夫だろうと考えているのですね。
④挨拶は不必要だと思っている
挨拶をしない人の心理として、そもそも挨拶に意味がなく、必要ではないというのがあります。「おはようございます」などの挨拶には、特に情報もなく、するだけ面倒だと考えているのですね。しかし、このタイプの人は取引先との面談など特定のシチュエーションでは、きちんとできることもあります。
取引では相手に好印象を持ってもらう必要があり、そのためには挨拶が必要だと分かっているのです。何が必要で、何が不要か考えることができるのですね。ただし、後輩などには挨拶をしたくないので、コミュニケーションがうまく取れていないこともあります。
⑤あなたのことを嫌っている
特定の人に挨拶をしないのであれば、挨拶する相手を嫌っているという心理が考えられます。あなたと関わった中で、許せないことあり、それを態度にはっきりと表していて、極力あなたを無視しようとしていますよ。
子供っぽい態度なので社会人としては失格と言えるでしょう。しかし、それだけ他人を嫌っている、ということが言えます。もしその人が他の人には挨拶をしており、あなたにだけしないのであれば決定的です。嫌われている原因は何かよく考えてみましょう。
⑥仕事が忙しい
挨拶をしない人の心理として、仕事が忙しすぎて心にゆとりがないということもあります。片付けなければならない仕事が多すぎて、周囲への気配りをする余裕もなくなっているのですね。またこのタイプの人は仕事をこなすために、集中を切らしたくありません。そのために挨拶を面倒に感じているのです。
残業で会社から帰るのが遅かったり、朝早くから仕事をしている人に多いようです。一人で色々と抱え込んでいる可能性が高いので、手伝えることがあれば是非手伝ってあげると、喜ばれますよ。
⑦自分に自信がない
挨拶をしない人には、自分に自信がない人もいます。自分に挨拶をしてくれる人はいないだろうと思ってしまい、挨拶ができないのですね。また勇気を振り絞って挨拶をしても、とても小さい声になりやすく、相手に気付かれないこともあります。そのような積み重ねにより、ますます自分に自信を持てないのです。
⑧挨拶にトラウマを抱えている
挨拶をしない人の心理として、挨拶に何らかしらのトラウマを抱いていることもありますよ。過去に挨拶をしても無視されたりなど辛い経験をしたために、挨拶が怖くてできないのですね。心に傷を抱えているので、あなたから少しずつ近付いていくと心を開き、挨拶もできるようになるかもしれません。
職場で挨拶しない人への対策4選！
①目を見ながら挨拶をする
挨拶をしない人の対策として、目を見ながら挨拶をしっかりとするというのがあります。人は目を見られると、無視することが難しくなると言われています。挨拶をできるだけしたくないという人も、挨拶を返そうという気持ちが湧き出てきますよ。
②名前を呼んでから挨拶をする
挨拶をしない人の対策として、意図的に名前を呼んで挨拶をするというのがあります。「○○さん、おはよう」などと名前を入れて挨拶をされると、さすがに無視しにくいですよね。あなたに挨拶をしていますよ、と強烈にアピールできるからです。また自分に興味を持ってくれているのではないかと、心も開きやすいです。
挨拶を返した後、自然と会話が続く可能性も高まるでしょう。特に挨拶がしたくないのではなく、できない人には効果的です。ただし、人によっては萎縮してしまうというデメリットもあるので、相手の様子は観察しておきましょう。
③気にしない
挨拶をしない人への対策として、たとえ無視されても気にせず挨拶し続けるというのもあります。ずっと続けるうちに無視しにくくなり、次第に挨拶を返すようになるかもしれませんよ。しかし、中には変わらない人もいます。挨拶を返してもらおうと思わず、気にしないでおくのも一つの手です。
④関わるのをやめる
挨拶ができない人への対策として、そもそも関わるのをやめるという手段もありますよ。こちらから歩み寄っても、挨拶を返す気配がないのであれば、何をしても無駄なこともあります。あえて関わらないという対策を取ることで、精神的な負担が軽減するでしょう。