アクセス方法

日光駅よりハイキングのスタート地点(含満の茶屋)まで徒歩約40分です。40分と聞くと遠く感じるかもしれませんが、できれば徒歩での訪問がおすすめです。理由はスタート地点までの道のりにも美しい見どころがたくさんあるからです。特に日光の町を流れる大谷川(だいやがわ)が、あちこちで素晴らしい表情を見せてくれます。

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(画像=菊地早秋 スタート地点までにも素敵な景色が転がる、トリップノートより引用)

スタート地点までの道順は簡単です。スマートフォンなどで検索する場合「含満の茶屋」を目的地にして頂ければハイキングルートへたどり着けますが、詳しくご説明します。

まず日光駅を降りて日光東照宮へ向かう道、日光街道(国道119号線)を歩きます。日光街道は、一本の道がまっすぐ伸びているだけなので、迷うことはありません。その後、日光橋という橋が出てきますので、渡り終えたところを左に曲がります。左手にはずっと大谷川が流れており、この川を辿るように舗装された道を歩きます。

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(画像=菊地早秋 日光橋から見た神橋、トリップノートより引用)
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(画像=菊地早秋 大谷川に沿って歩いて行く、トリップノートより引用)

やがて看板が出てきますので、目印にして下さい。引き続き大谷川を左手にして進みます。含満大谷橋という橋が見えてきますのでそちらを渡り、突き当りを右に進むとしばらく住宅街になります。

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(画像=菊地早秋 看板があります、トリップノートより引用)
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(画像=菊地早秋 含満大谷橋、トリップノートより引用)

住宅街の突き当りがハイキングコースのスタート地点及び「含満の茶屋」です。お手洗いが用意されていたり、駐車場があったりとひらけた空間になっています。ちなみにこの先のハイキングコース中にお手洗いはありません。お車でお越しになりたい方はこちらに駐車可能です。

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(画像=菊地早秋 駐車場の様子、トリップノートより引用)

バスを利用したい場合、JR日光駅または東武日光駅より出ている「東武バス」に乗車しましょう。「総合会館前」にて下車すると便利です。徒歩約15分でハイキングスタート地点及び「含満の茶屋」に到着です。

【お土産ポイント】迷わずおすすめしたいこだわりの4品

【1】「湯沢屋」のまんじゅう

日光で歴史のあるまんじゅう屋といえば「湯沢屋」です。1804年創業という老舗で、以来200年以上受け継がれる「元祖日光酒饅頭」(140円/1個)が看板商品となっています。こちらは世界遺産「日光の社寺」御用、大正天皇献上品など、これまで公式な場でも重宝されてきたまんじゅうです。

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(画像=菊地早秋 まんじゅうの老舗「湯沢屋」、トリップノートより引用)

原材料は、糀、もち米、小麦粉、小豆、砂糖の5つのみで、仕込みから完成まで一週間の時間をかけて製造されています。生地を作るために必要な酵母は、戦時中に消えかけるなどたくさんの困難にあったそうですが、創業当時から現在まで代々受け継がれているということで、驚きと感動を覚えます。

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(画像=菊地早秋 新商品にも力を入れている、トリップノートより引用)

まんじゅうの生地は、むっちりとしたほどよい歯ごたえがあり、発酵食品独特のコクや酸味を感じさせるものがあります。中には上品な味付けのこしあんがたっぷりと詰まっています。添加物を使用していないため硬くなりやすいのが難点で、できれば購入したその場で食べ歩きしたい一品です。ただ、持ち帰りでも自宅で蒸し直したり、オーブンで温め直したりすれば美味しく頂くことができます。

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(画像=菊地早秋 酒まんじゅう、トリップノートより引用)

【2】「海老屋長造」のゆば

日光の町にはゆばを使ったお食事処やお土産屋さんが多くあります。なかでも、ここでご紹介する「海老屋長造(えびやちょうぞう)」は1872年創業という老舗で、ゆばを作り続けています。ちなみに日光にゆばの製法が伝わったのは山岳修行の修験道が盛んになった鎌倉時代で、以来ゆばは祭礼や修行僧の精進食材として、この土地に根付いていったという背景があるそうです。

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(画像=菊地早秋 外観、トリップノートより引用)
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(画像=菊地早秋 店内商品その1、トリップノートより引用)
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(画像=菊地早秋 店内商品その2、トリップノートより引用)

国産大豆と日光連山の名水を原料に使用するというこだわりぶりです。さしみゆばや、含ませ煮(開けてすぐに食べられるもの)、乾燥ゆばなどを取り扱っています。さしみゆば等は要冷蔵品のため、持ち歩きに時間がかかり心配な方は乾燥ゆばを購入するといいかもしれません。

筆者は島田湯波(540円/10個、1,188円/25個)という乾燥ゆばを買いました。蝶々のような形をしており、中央が昆布で結ばれています。ぬるま湯で数分間戻し、お吸い物に添えると可愛らしい見た目になりました。ゆばのしこしことした食感が印象的です。

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(画像=菊地早秋 乾燥ゆば、トリップノートより引用)

【3】「浜亀」のしもつかれ

「浜亀」は、鮮魚や一般食材の卸売販売をされているお店で、店内は小さな商店のようなつくりになっています。お魚や野菜、その他お惣菜などを販売しており、店内の奥ではお魚をさばいたり、調理するスペースがあります。

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(画像=菊地早秋 外観、トリップノートより引用)
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(画像=菊地早秋 左にある鬼おろしで野菜をおろす、トリップノートより引用)

こちらで購入できる絶品のしもつかれをご紹介します。しもつかれとは栃木県の郷土料理で、「浜亀」では大根、人参、炒り大豆、塩サケの頭(北海道産)、油揚げ、酒かすを原料とし、それらを細かく刻み煮込んだものを販売しています。店内で手作りしているそうなので安心です。

サケがお料理全体によい香りとアクセントをもたらしており、その他のお野菜とよくマッチしています。しもつかれ初心者でも十分楽しめる優しいお味で、ご飯がよく進みます。栃木ならではのお土産を楽しみたい方に強くおすすめします。

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(画像=菊地早秋 しもつかれ、トリップノートより引用)

【4】天然の湧き水「磐裂霊水(いわさくれいすい)」

日光の町を歩いていると至るところで湧き水と出会います。「ご自由にお飲みください」といった表記がされており、水が汲めるようになっています。なかでもおすすめしたいのが、「磐裂霊水(いわさくれいすい)」です。日光橋のすぐ近くにあります。こちらの霊水は男体山(なんたいさん)系の湧水で特に美味しいと評判です。

日光開山の祖、勝道上人が清水を発見し、以来修験者が神仏に備えた霊水と伝えられているのだとか。口の中で滑らかに踊る水で、いつも飲んでいる水道水とは明らかに違い、不純物がないような舌触りと味です。ペットボトルに詰めればユニークなお土産になりますよ。

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(画像=菊地早秋 磐裂霊水(いわさくれいすい)、トリップノートより引用)
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(画像=菊地早秋 味が良いと定評がある、トリップノートより引用)

その他にも湧き水が頂けるポイントは複数あります。分かりやすい場所でご紹介すると、「JR東日本日光線」日光駅前や日光郷土センターなどが挙げられます。ぜひ湧き水をちょっと変わったお土産として活用してみて下さい。

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(画像=菊地早秋 日光駅前の湧き水、トリップノートより引用)
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(画像=菊地早秋 日光郷土センター内の湧き水、トリップノートより引用)


提供・トリップノート

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