関西のお花見の名所には、大阪城公園や夙川公園がありますが、いい場所が取れなかったり、あまりに人が多くてゆっくりできなかったりという思い出がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回ご紹介する土佐稲荷神社は聞き慣れない方も多いかもしれませんが、桜のシーズンになると出店があったり、夜間ライトアップされたりと、見どころたっぷりです。オシャレな街として人気が高い堀江でショッピングやカフェを堪能しつつ、お花見も楽しんでみてはいかがでしょうか。
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土佐稲荷神社とは
西長堀駅から西へ約5分歩いたところにあります。土佐稲荷神社には宇迦之御魂大神(ウカノミタマノオオカミ)という、農産物の豊穣を守護する神様が祀られています。
江戸時代に土佐藩の蔵屋敷内に鎮座していた土佐稲荷神社は、廃藩置県によって三菱財閥の創始者である岩崎弥太郎氏に払い下げられました。土佐稲荷神社の提灯や賽銭箱に三菱のマークが入っているのは、この場所が三菱財閥の原点だからだそうです。
穴場お花見スポット、土佐稲荷神社
土佐稲荷神社は江戸時代から桜の名所として知られているそうですが、観光情報誌やインターネットに大きく取り上げられることはあまりなく、どちらかというとローカルな雰囲気です。
境内には約100本のソメイヨシノが植えられており、開花の時期になると咲き乱れます。3月末頃の開花から約10日間は夜桜献燈が催され、ピンクのぼんぼりがお祭り気分を盛り上げてくれます。
またお花見シーズンの夜はライトアップされ、幻想的な日本の春の夜を楽しむことができます。
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