口コミサイトで「死ぬまでに1度は渡ってみたい世界の徒歩吊り橋10選」に選ばれたこともある、静岡の人気観光スポット【夢の吊り橋】。橋の中央で恋の願い事をすると、その恋が叶うというパワースポットでもあります。今回は夢の吊り橋と、その周辺のオススメ観光スポット、また近くを走る大井川鐵道の【南アルプスあぷとライン】と【SL】を利用した列車の旅の魅力をお伝えします。

【夢の吊り橋】について

【静岡】一度は渡ってみたい「夢の吊り橋」と大井川鐵道の旅‼
(画像=mayu トリップノートより引用)

【夢の吊り橋】はどこにある?

静岡県川根本町にある寸又川の峡谷、原生自然林が多く残る秘境「寸又峡」。こちらにある3つのハイキングコースの1つ「寸又峡プロムナード」(1周約90分)で渡ることができる吊り橋です。

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【夢の吊り橋】を渡ろう!

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(画像=mayu トリップノートより引用)

高さ8m、全長90mの【夢の吊り橋】。大間ダムのチンダル湖にかかるこの橋は、歩く部分に板を渡しただけと、スリル満点。

チンダル湖とは、水の中の微粒子が光の反射によってエメラルドグリーンに見える「チンダル現象」により、湖水がエメラルドグリーンやコバルトブルーに輝いて見える湖のことです。

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(画像=mayu トリップノートより引用)

チンダル湖のエメラルドグリーンと四季折々の景色がとてもキレイで、つい立ち止まって写真を撮りたくなります。

夢の吊り橋は、中央で恋の願い事をするとその恋が叶うというパワースポットでもあり、GWや紅葉の季節などは多くの人でにぎわいます。1度に10人までしか渡れないので、人の多い季節は渋滞が起こります。ゆっくり楽しむためには、平日や早朝がオススメです。

ハイキングのご褒美に(周辺施設のご案内)

①寸又峡温泉【美人づくりの湯】で癒されよう!

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(画像=mayu トリップノートより引用)
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ハイキングコースの入口から坂を上ってすぐの場所に、町営の【美人づくりの湯】があります。硫化水素系の単純硫黄泉で、肌がすべすべに。ハイキングの疲れと、汗を流してはいかがでしょうか。肌はすべすべになりますが、温泉の床や岩風呂の岩などもツルツルで滑りますので、ご注意ください。

②名物「山芋もち」を食べよう!

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(画像=mayu トリップノートより引用)

ハイキングコースの入口にある【手造りの店さとう】。とろろ蕎麦などの軽食も人気のお店ですが、ここに来たら是非食べてもらいたいのが「山芋もち」です。フワフワの美味しい山芋もちは、2つで500円。ハイキングの疲れも吹き飛びますよ。

③ご褒美スイーツはこちら!

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(画像=mayu トリップノートより引用)
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寸又峡温泉にある【古民家お茶カフェ山口屋】は、古民家を利用した素敵なカフェです。オススメは「きびぜんざいの川根茶セット」。お茶といえば静岡県。この辺りは川根茶の産地です。優しい甘さのきびぜんざいと、川根茶でほっこりしませんか。

【大井川鐵道:南アルプスあぷとライン】に乗ろう!

【静岡】一度は渡ってみたい「夢の吊り橋」と大井川鐵道の旅‼
(画像=mayu トリップノートより引用)

大井川上流部・奥大井の渓谷を走る、日本唯一のアプト式電車。「アプト式」とは、カール・ロマン・アプトさんが発明した急勾配をのぼるための鉄道システムで、スイスの観光鉄道が有名です。日本で乗れるのは、ここ【南アルプスあぷとライン】だけ。

【静岡】一度は渡ってみたい「夢の吊り橋」と大井川鐵道の旅‼
(画像=mayu トリップノートより引用)

南アルプスあぷとラインは、大井川水系のダム建設のためにつくられ、今は観光列車として千頭駅~井川駅間を運行しています。赤い車体がかわいいトロッコ列車。窓のない展望車両に乗れば、旅行気分もさらに盛り上がりますよ。

途中下車オススメ駅【奥大井湖上駅】

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(画像=mayu トリップノートより引用)

日本で唯一、湖の上にある駅です。景色もとてもキレイですので、是非途中下車してみてください。

上の写真のように全貌が見える場所へ行きたい場合は、行きは「千頭駅」から閑蔵線バスに乗り「湖上入口」バス停(行き:所要23分)を下車、徒歩で15分くらいかけてゆっくり散策を楽しみ、「大井湖上駅」から南アルプスアプトラインに乗って「千頭駅」に戻ってくるコース(帰り:所要1時間)がオススメです。

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(画像=mayu トリップノートより引用)

連結作業を見てみよう!

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(画像=mayu トリップノートより引用)

南アルプスあぷとラインは、「アプトいちしろ駅」~「長島ダム駅」の間が最も傾斜が急な区間となっています。坂を登るために「アプトいちしろ駅」では、アプト式機関車の連結や切り離し作業が行われ、その様子を見学できます。列車から降り、展望車両から普通車両に乗り換えたりと自由に移動もできます。

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