ハルニレの木立の中におしゃれなお店が点在するハルニレテラスや、絶景スポットとして人気の御射鹿池、サンセットの美しさでも知られる菜の花公園など、カップルのお出かけにおすすめの長野のデートスポットをご紹介します。
1.ハルニレテラス
自生するハルニレの木立の中に、レストランやカフェ、雑貨店など15店ほどが軒を連ねる商業施設です。旧軽井沢エリアにある人気のそば屋やベーカリーショップの支店、上質な北欧雑貨を買えるお店などセンスを感じるお店ばかり。ランチに訪れたり、軽井沢のお土産を探したり。川辺のカフェテラスでくつろいだり、お昼寝デッキで木漏れ日のなかまどろむのもいいですね。
2.旧軽井沢銀座通り
旧軽井沢のメインストリートで、通りの両側にはお土産屋さんや飲食店などが並びます。夏期や混雑する時期は歩行者天国になりますが、一方で冬には閉店しているお店が多いのも特徴。
そして旧軽井沢銀座通りといえば、ソフトクリームの食べ歩きもはずせません!ミカドコーヒーのモカソフトをはじめ、どこのソフトクリームを食べようか迷ってしまうラインナップですよ。
3.戸隠神社
霊山・戸隠山の麓を中心に創建された、二千年余りに及ぶ歴史を刻む名社。奥社・九頭龍社・中社・宝光社・火之御子社の全部で五社からなる神社で、奥社・九頭龍社は隣接していますが、あとの三社はそれぞれ離れた位置にあります。戸隠神社のシンボルでもある、奥社参道の樹齢400年を超える杉並木は、圧巻。
4.白糸の滝
岩肌から湧き出る地下水を利用してつくられた人工の滝。高さ3m、幅70mにわたり、白い絹糸のような滝が帯状に流れる様子はとても美しく、訪れる人をうっとりさせます。紅葉や新緑の季節はより一層美しさを増し、また夏には幻想的なプロジェクションマッピング「軽井沢・白糸の滝ライトアップイリュージョン」を開催し人気を集めています。
5.雲場池
”スワンレイク”との名前でも呼ばれる景勝地で、新緑の美しさもさることながら、秋の紅葉がとくに美しく、軽井沢随一の紅葉の名所として知られています。20分〜30分程度で一周できる遊歩道も整備されており、自然のなかをのんびりと散歩するのに最適。
6.軽井沢高原教会
緑のなかに佇む軽井沢高原教会は、北原白秋や島崎藤村らが芸術についての集いを行なっていた由緒ある建物。挙式が行われていなければ、建物内の見学も可能です。
季節ごとに開催されるイベントが人気で、8月には夏の風物詩ともなっている「サマーキャンドルナイト」、秋も深くなる10月上旬〜11月上旬ごろには「秋恋散歩」を開催。そしてクリスマスの時期には「聖なる森のクリスマス」と題して、教会の森がキャンドルの灯りに包まれます。
7.渋峠
標高2,172メートルの「渋峠」は、長野県と群馬県の境にある絶景地。冬季は渋峠へ向かう道路が通行止めになるため、5月~10月のみ訪れることができます。早朝に出かければ、雲海やご来光ものぞめる高所。雲より高い位置にある渋峠から見える雲は、猛スピードで流れたり、動かず漂っていたり。毎回違った表情を見せてくれます。
8.石の教会・内村鑑三記念堂
深い緑のなかに佇む、石とガラスでできた美しい教会。結婚式場としてとても人気がありますが、どこか外国を思わせる優美な姿は観光スポットとしても人気です。幾重にも連なる石のアーチが不思議な空間をつくりだし、漏れ入る光が厳かな雰囲気を演出。月曜〜木曜までの間は、結婚式を行なっていなければ教会のなかを見学することができます。
9.軽井沢タリアセン
タリアセンとはウェールズ語で「輝ける額」という意味。「軽井沢タリアセン」は塩沢湖を中心に、アート施設や歴史的な建物、レストラン、カフェ、ショップなどが点在する総合リゾート施設です。
美しい湖畔の景色を楽しみながらの文化散歩は、高原リゾートならではの楽しみ方。フランス文学者・朝吹登水子の別荘だった「旧朝吹山荘 睡鳩荘」や、軽井沢ゆかりの文豪たちの別荘などを見学したあとは、レストランでのランチやカフェでのティータイムをどうぞ。
10.御射鹿池
御射鹿池は長野県茅野市豊平の山あいにある、小さなため池です。標高はおよそ1,500m。昭和8年に農業用水用に造られました。周辺は、八ヶ岳中信高原国定公園に指定されており、2010年には農林水産省の「ため池百選」にも選定されています。満水時の広さは、1.3ヘクタール、深さは8メートル、貯水量は26,000トンもあるそうです。
かつては小さな農業用水のため池に過ぎない場所でしたが、著名な日本画家・東山魁夷画伯が作品のモチーフにしたことや、液晶テレビのCMで取り上げられたこと、書籍『死ぬまでに行きたい!世界の絶景 日本編』に掲載されたことなどをきっかけとして一躍有名になり、多くの観光客が訪れる人気スポットとなりました。