新潟県屈指のパワースポット「彌彦神社」や、絶景フォトスポットとして人気の「清津峡渓谷トンネル」、新潟県を代表する景勝地のひとつ「笹川流れ」など、車でのお出かけにおすすめな新潟のドライブスポットをご紹介します。
1.彌彦神社
”おやひこさま”と呼ばれ親しまれてきた神社で、新潟県屈指のパワースポットとして知られています。「一の鳥居」をくぐると、まるで森の中にいるかのような清々しい参道がつづき、途中には、神様だけが渡ることができる「玉の橋」や、願いが叶うと言われる「火の玉石」など見どころ豊富です。
国の登録有形文化財に指定されている「拝殿」へ到着したら、いよいよ参拝です。通常は”2礼2拍手1礼”ですが、彌彦神社では”2礼4拍手1礼”でお参りします。
2.高田城址公園
松平忠輝公の居城として築かれた高田城の跡に整備された公園。園内には、復元された高田城三重櫓や総合博物館、陸上競技場などのスポーツ施設があります。春には、高田城三重櫓を囲むように植えられた約4,000本の桜が咲き誇り、見ごろを迎える4月上旬〜下旬には「高田城百万人観桜会」を開催。期間中、夜には妖艶なライトアップが行われ、多くの人で賑わいます。
3.清津峡渓谷トンネル
綺麗な水の清津川が流れる大渓谷は、V字型の崖となった壮大な景観が圧巻で、迫力満点です。清津峡の景色のみならず、「清津峡渓谷トンネル」を使うさらなる絶景を楽しむことができます。
こちらの「清津峡渓谷トンネル」の長さは750メートル。「清津峡」を気軽に鑑賞できるよう1996年に作られたものですが、2018年にリニューアルオープンし、入り口やエントランスが新しく新設されました。途中には3カ所の見晴しステーションがあり、美しい周辺の景色を眺望できます。またトイレもあるので安心。
トンネルの最終地点には、SNSで有名なフォトスポットが。少し窪みができていて水が張ってあるんです。両脇の特に右側が浅くなっているのでここからアクセス。アクリル板があるので渓谷に落ちることはありません、ご安心を!ぜひ水の向こうにわたり、絶景をバックに写真を撮影してみて下さいね!
4.笹川流れ
「笹川流れ」は、奇岩、怪石など変化にとんだ風景が広がる、11kmにわたって続く海岸。国の名勝天然記念物に指定されており、新潟県を代表する景勝地のひとつです。
透明度の高い海も印象的で、遊覧船に乗って海に出れば笹川流れならではの海の青さをより深く体感することができます。「桑川港」から発着する遊覧船は、約40分で周遊。月に一回だけ特別便の「笹川流れ夕暮クルーズ」が運行し、日本海に沈む夕日と「笹川流れ」の美しい景色を楽しめます。
5.美人林
「美人林」は、世界有数の豪雪地帯にある新潟県十日町市松之山の北に位置しています。まっすぐ伸びたブナ林の丘陵が広がっていて、その立ち姿が美しいことから「美人林」と呼ばれるようになったそうです。季節によって様々な表情を見せてくれる美人林は、フェトジェニックな場所としてもカメラマンに人気です。
6.清津峡
富山県の「黒部峡谷」、三重県の「大杉谷」と並ぶ”日本三大峡谷”のひとつに数えられている「清津峡」。清津川を挟んで雄大な柱状節理の岩壁が切り立つ景観の美しさから、国の名勝天然記念物にも指定されています。
7.弥彦山
新潟県が誇る標高634メートルの弥彦山。頂上からは日本海を見渡す大絶景のパノラマが広がります。山中には「弥彦山スカイライン」が通り、日本海に沈む夕日を見ながらのドライブも楽しめます。
山頂には弥彦神社の奥宮にあたる「御神廟」があり、夫婦神が祭られていることから、恋が成就するともいわれています。多くの参拝客でにぎわう、新潟県屈指の観光スポットです。
8.苗名滝
「日本の滝百選」にも選ばれている「苗名滝」は落差55mの滝。柱状節理の玄武岩壁から水しぶきをあげながら流れ落ちる姿は迫力満点で、滝に近づくにつれ地響きがすることから”地震滝”とも呼ばれています。水量が多い春と、紅葉が美しい秋がとくに絶景。例年10月初旬ごろから色づきはじめ、中旬から下旬にかけて見頃を迎えます。
9.星峠の棚田
2009年の大河ドラマ『天地人』のオープニングでも使われた、大小さまざまな水田が約200枚連なる棚田。その美しさから”にほんの里100選”にも選ばれています。とくに5月〜6月上旬や10月下旬〜11月ごろは水鏡が輝きより一層美しい光景が楽しめ、運がよければ雲海とのコラボも見ることができます。
10.枝折峠
魚沼市にある峠で、山肌を流れ落ちるような滝雲の絶景が見られるとして人気のスポットです。滝雲が発生するのは春〜秋にかけて。晴れた日の早朝、前日からの気温差が大きく、適度な風が吹いているという条件を満たした日のみ、滝雲を見ることができます。