数ある言語の中でも、日本語は特に習得が難しい言語と言われています。そんな日本語にも世界中の人が知っている言葉があります。また、外国人が好きな日本語も存在するようです。そこで、6つのジャンル別に外国人が好きな日本語を紹介します。

1.挨拶の言葉

日本の挨拶の言葉は、多くの外国人が好む日本語です。特に、食事の前後に言う「いただきます」「ごちそうさま」は日本特有の挨拶語として外国人に好まれています。

また、外国語にも同様の意味を持つ言葉がある「いってきます」「いってらっしゃい」「ただいま」「おかえりなさい」「いらっしゃいませ」などの挨拶語は、「語感が柔らかく礼儀正しい印象がある」と外国人から好印象を持たれています。

シーンによってフレキシブルに使える「どうも」も、外国人には人気の模様。便利な挨拶語として「どうも」万能説を唱える外国人もいるほどです。

2.形容詞や形容動詞

外国人が好む日本語には、形容詞や形容動詞も多く見られます。ノーベル平和賞受賞者が広めた「もったいない」や、日本のサブカルチャーとの関係が深い「かわいい」は世界的に有名な日本語で、多くの外国人が好んで使っています。

また、「やばい」「やさしい」「すごい」など使い勝手のよい形容詞や、肯定と否定のどちらにも使え、励ましの意味合いもある形容動詞の「大丈夫」も外国人に好まれています。

3.四文字熟語

漢字を使った四文字熟語も外国人に人気です。特に人気が高いのは、一生に一度の出会いや機会を意味する「一期一会」と、何度失敗してもくじけないことを意味する「七転八起」。正しい意味を知った上で好きだと言っている外国人が多いのには驚きです。

4.スラング系日本語

「飲みにケーション」「ビミョー(微妙)」「めっちゃ」などのスラング系日本語も外国人には人気です。日本語ならではの表現を面白く感じる外国人が多いようです。