いまや世界的なトップスターとなったBTS(防弾少年団)。しかし、その道のりは決して楽なものではなかった。特に、グループ内でもメインボーカルを任されている最年少メンバーのジョングクは、プレッシャーも相当なものがあったようだ。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
24日、tvN人気バラエティー番組『You Quiz on the Block(ユー・クイズ・オン・ザ・ブロック:ユークイズ)』(以下、ユークイズ)では、7人組ボーイズグループBTS(防弾少年団)の特集が放送された。
BTSの、4年ぶりとなる地上波バラエティー番組への出演。BTSにとっても、ファンたちにとっても貴重な放送時間100分間の中で、メンバーへのインタビューも行われ、メンバーたちは、それぞれ自分の幼少期や練習生時代、家族のことなど、思い思いに語っていた。
メンバーの中で最年少のジョングクは、日本の年でまだ13歳という幼い時に、1人で地元釜山(プサン)からソウルに上京。所属事務所BigHit(ビッグヒット)エンターテインメントの練習生としての生活を始めている。
ジョングクは今回のインタビューで、
「建物もとても高くて、道路も5車線とかあって、すごく大きくて怖かったです。最初にソウルに来た時は、ここで自分はどうやって暮らしていくのかな? と。宿舎に入って何ヶ月経った頃かな? 母に会いたくて‥。コンビニでカップラーメンを食べながら、会いたくて泣きました」
と、当時の寂しかった胸の内を明かした。
BTSのメンバーとして、15歳(日本年齢)でメインボーカルをはじめ、リードダンサー、サブラッパーまで担当。何でもオールラウンドにこなすことから”黄金マンネ(末っ子)”というニックネームをつけられるほどの実力を持っているが、そんなジョングクでもかなりのプレッシャーを感じていたようだ。
ジョングクは、メインボーカルとしてデビューした後のことについて、
「ほかのグループのメインボーカルの人たちは本当に歌がとてもうまくて、ダンスも上手で、かっこよくて‥。僕はなんだろう? 僕は果たしてこのグループのメインボーカルでいいんだろうか? 成長して、うまくこなす姿を見せないといけないから、行動でそれを変えられるのは自分だけだと思って、その時から”ボーカルトレーニングの時間”という概念をなくしました。車で、トイレで、シャワーしながら‥。1日24時間の中で、僕が歌を歌える時は必ず歌を歌いながら」
と、メインボーカルとしての責任を果たすべく、日々努力していたことを打ち明けた。