9.三重津海軍所跡
佐賀藩が1858年(安政5年)に設立した蒸気船の修理・造船施設です。現在、三重津海軍所跡があるエリアは、当時「三重」というエリアでした。”津”とは港のことで、三重にある津ということで「三重津」と名付けられたのです。1865年(慶応元年)には、国産初の実用蒸気船である「凌風丸(りょうふうまる)」がここで製造されました。
しかし実際に訪れてみると、ただの広い敷地が広がっているだけで愕然とする人もいるでしょう。じつは三重津海軍所跡は見えない世界遺産で、すべての史跡が地中に埋まっているのです。木造のドックを劣化や腐食を防ぐために、土の中に埋めておく必要があるのだそう。
10.波戸岬
玄界灘に突き出た岬で、海水浴場やキャンプ場などもある緑豊かな景勝地です。玄界灘や玄界灘に浮かぶ島々の風景など、美しい景観を眺められる岬には草原が広がり、潮風に吹かれながら散歩をしたり、ビーチで海を眺めたりとゆっくりとした一時が楽しめます。
また、波戸岬はハート(心)岬とも呼ばれ、岬の先端にはハートの形をしたオブジェが設けられており「恋人の聖地」にもなっています。
11.呼子大橋
1989年に開通した、全長は727メートルの斜長橋。「新さが百景」にも選ばれていて、まるでハープを並べたような美しさが魅力です。橋の下には弁天遊歩道がありますので、駐車場に車を停めて歩いてみましょう。360度見渡す限り海なので、とても気持ちよく過ごすことができますよ。遊歩道の先にある弁天島には弁財天を祀る「弁天神社」があり、こちらもまた見どころです。
12.筑後川昇開橋
昇開橋は筑後川にかかる世界有数の昇降式可動鉄橋です。1935年、国鉄時代の佐賀線用に造られた橋で、1980年に佐賀線が廃線となった後もそのまま保存され、2003年には国の重要文化財に指定。現在は歩道橋として利用されています。特に夕暮れ時、橋越しに夕日が沈んでいく光景はとても見応えがありますよ。
13.立神岩
玄界灘に面した海岸にある高さ30m、周囲6mの巨大な岩柱です。寄り添うように立っていることから「夫婦岩」とも呼ばれています。立神岩周辺は荒々しい岩場が続いており、海からの風と波が作り上げた景色を見る事ができる立寄りスポットです。
また、立神岩の西側は玄界灘に面したビーチになっており、サーフィンのスポットとしても知られています。
14.杉ノ原放牧場
加部島の北端にある牧場。敷地内に遊歩道が整備されており、その先にある加部島展望台からは、雄大な大地で草を食べる牛と玄界灘の風景、灯台と玄界灘の風景などを楽しむ事ができます。
15.田島神社
加部島の東にある神社。佐賀県内で最も古い神社と言われ、遣隋使や遣唐使もここで海の安全を祈願したと言われる歴史ある神社です。社殿正面の鳥居は港に面して建てられており、社殿も海を向いた格好で建てられているので、参拝を済ませたあとはぜひ対岸からも眺めてみて。
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