俳優は使う小道具にも配慮が必要なのか

ソン・ジュンギ、チャン・ドンユンが何故?ドラマ批判に俳優が謝罪の違和感
(画像=TOPSTAR NEWSより引用)

つい最近、ソン・ジュンギが主演を務めているtvN(Netflix)ドラマ『ヴィンチェンツォ』でも、中国企業で作られたビビンバを受け取り食べるシーンが問題となり、炎上騒ぎとなった。この時も、制作スタッフに対する批判だけに収まらず、「なぜ、ソン・ジュンギはこのシーンを拒絶しなかったのか」「問題意識が低い俳優」などと、彼の姿勢を問題とする指摘が相次いだ。

彼らの本業とは、なんだろうか。

俳優とは、作品の世界を理解し、体現し、作り上げるのが仕事である。自身の演じる役に関して、セリフや動作について、制作スタッフと唾を飛ばし合う事はあるだろう。しかし(表現に語弊はあるが)、彼らもまた1商品に過ぎず、使う衣装や小道具のメーカーに目を光らせる事は門外漢だ。

もちろん歴史背景や認識について、日本の視聴者の持つ意識とは全く異なる事は理解できる。しかし、ドラマという創作のカテゴリーにおいて、ファンタジーにリアルを求める事が、果たして”正義”なのだろうか‥。

現在、BLACKPINKジスの本格女優デビューであり、チョン・ヘインとW主演を飾るドラマ『雪降花』が、放送前から歴史歪曲の論争に巻き込まれている。韓国・大統領府青瓦台(チョンワデ)のホームページに設けられた”国民請願掲示板”には、すでに放送中断の請願があるという。

ソン・ジュンギ、チャン・ドンユンが何故?ドラマ批判に俳優が謝罪の違和感
(画像=TOPSTAR NEWSより引用)

何を観るか、何を聴くかは、ずっとずっと以前からこちらに委ねられており、自由意思だ。現代はテレビ以外の娯楽が増え、多チャンネル化も著しい。これまで以上に”選び取る自由”は、与えられているはず。大きな渦に巻き込まれる事なく、電源を切る事も一つの選択肢であって欲しい。

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ソン・ジュンギ

HISTORY D&C所属の俳優ソン・ジュンギ(ハングル 송중기)。1985年9月19日生まれ。

2008年ドラマ『霜花店 運命、その愛』でデビュー。

2010年に出演したドラマ『トキメキ 成均館スキャンダル』で一躍名を広め大ブレイクしたソン・ジュンギは以降、映画『私のオオカミ少年』、ドラマ『太陽の末裔』などに出演し人気を博した。

提供・Danmee



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