突然ですが、みなさん!

「牛乳」と聞くとどのような容器に入った牛乳を思い浮かべますか?

缶、瓶、ペットボトル、紙パックの保存性5.png
(画像=『味覚ステーション』より引用)

牛乳1つとっても色々な容器に入っていますよね。

そして、同じ飲料でもその容器によって賞味期限が違うのです!

その理由とは・・・

なぜ同じ飲み物なのに容器によって賞味期限が違うの?

飲み物は、外部からの刺激によって劣化していくため、 中身を守る容器の保存性が重要になります。

具体的にいうと、、、 「缶」、「瓶」、「ペットボトル」、「紙パック」は、 それぞれの容器の保存性が違うので、同じ飲料でも賞味期限が異なるのです。

ちなみに、結論からいうと、、、 保存性が高い順で「缶」>「瓶」>「ペットボトル」>「紙パック」となります。

つまり、この順番で賞味期限も長いということになりますね!

今回は、「空気」と「光」の透過性に着目して、それぞれの容器の保存性 (賞味期限が異なる理由)を説明しようと思います。

「缶」の保存性

まず、最も保存性の高く、賞味期限が長い容器は、「缶」です。

よく非常食のビスケットなども、缶のイメージがありますよね。

缶、瓶、ペットボトル、紙パックの保存性6.png
(画像=『味覚ステーション』より引用)

缶は、光も空気も通しません。

さらに、金属製でしっかりとしているので、外部からの刺激による劣化を防ぐことができます。