今年6月に放送予定のチョン・ヘインとBLACKPINKジスが出演するドラマ『雪降花』が、放送を前に議論に包まれてしまった。歴史歪曲論議で激しい批判を受けたSBS『朝鮮駆魔師』の余波を受けたものと見られているが、まだ放送日すら確定していない状況にもかかわらず、エスカレートする議論に制作側も頭を痛めているようだ。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
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歴史歪曲論争で激しい批判を受けた末、第2話にして幕を下ろそうとしているSBS新月火ドラマ『朝鮮駆魔師』。 この余波により、放送界が混乱を見せている。
歴史的事実を素材にした一部ドラマの制作陣は、内容を再検討し、提起されかねない論争の余地を遮断するために必死になっているようだ。
混乱の最中、その打撃を受けたのが、今年6月に放送を予定しているチョン・ヘインとBLACKPINK(ブラックピンク)ジスが出演するJTBCドラマ『雪降花』。放送前にもかかわらず、歴史歪曲の恐れがあるという指摘が飛び出し、議論に巻き込まれている。
本作は、1980年代の民主化運動を背景にした作品で、ドラマのあらすじが公開されると、男性主人公が韓国に派遣された北朝鮮のスパイという設定や、国家安全企画部(安企部)要員を「原則主義者で竹を割ったような人物」として紹介した点などが批判を浴びてしまった。
これに対しJTBC側は「民主化運動を卑下し、安企部を美化するドラマでは決してない」と釈明したが、議論は収まっていない。
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