皆さんこんにちは。今日もパリを感じられるようなパティスリーを探して東京中を巡り歩いているムッシュサトウです。

今回は2020年1月にオープンした九品仏の『INFINI(アンフィニ)』を訪れました。オーナーシェフの金井史章さんはこちらのお店の他に、美しい「ミニャルディーズ(食後の焼き菓子)」で評判の『UN GRAIN(アン グラン)』でも腕を振るっていた今注目のシェフの1人です。

“香りのマジシャン”金井史章シェフの美しき「パルファン」。九品仏『INFINI』
(画像=『PARIS mag』より引用)

パリの三つ星レストランに勤めながら同系列のひとつ星レストランのシェフパティシエの経験を経て、フレンチエスプリを感じる数々のお菓子でスイーツ激戦区に降り立った話題の『アンフィニ』。すでに連日多くのファンが訪れるお店になっています。今回も、僕のお気に入りをご紹介したいと思います。

『アンフィニ』の代表作「パルファン」

“香りのマジシャン”金井史章シェフの美しき「パルファン」。九品仏『INFINI』
(画像=『PARIS mag』より引用)

まずはお店のスペシャリテでもある「パルファン」。エディブルフラワーで装飾された美しいボール型のケーキです。中にはジャスミンとバラのブリュレ、いちごのゼリーが隠されており、見た目もとっても華やか!ひと口食べるとベルガモットの華やかな香りに包まれます。なめらかで軽めの口溶けで、食べ終えた後もまたすぐに食べたくなるような代表作です。

柑橘の香りがふわっと広がる「タルトシトロン・ベルガモット」

“香りのマジシャン”金井史章シェフの美しき「パルファン」。九品仏『INFINI』
(画像=『PARIS mag』より引用)

続いては、「タルトシトロン・ベルガモット」。「パルファン」同様に、ベルガモットを使用したタルトシトロンです。パリ在住中に、フレンチパティスリーで一番口にしたであろう「タルトシトロン」ですが、ベルガモットを使ったものは個人的にも特に好きなタイプ。高知県産の土佐ベルガモットを使ったタルトで、キュンと爽やかな酸味のレモンクリームとベルガモットの香りが合わさりラグジュアリーな雰囲気に。

ふわっと角が立ち焼き目が食欲をそそるメレンゲは優しい味わいで、レモンクリームとザクザクとしたタルト生地と混ざり合い、思わず唸るおいしさです。

スイーツとドリンクのペアリングも

“香りのマジシャン”金井史章シェフの美しき「パルファン」。九品仏『INFINI』
(画像=『PARIS mag』より引用)

ケーキのほかに、焼き立てのクロワッサンも見逃せないもののひとつ。フランス産発酵バターを使用した風味豊かでサックサクのクロワッサン。口に入れるたびに心地よい音が耳に響きます。サクサク好きにはたまらないクロワッサンですよ!

“香りのマジシャン”金井史章シェフの美しき「パルファン」。九品仏『INFINI』
(画像=『PARIS mag』より引用)

店内には他にも定番のショートケーキやひと手間加わったユニークなケーキの数々が揃っています。柚子の香るチーズケーキなどもあり、金井シェフはまさに香りのマジシャン。ケーキに合うドリンクも販売されており、ペアリングまで提案をしてくれるお店はまだまだ日本には少ないので、すっかりファンになってしまいました。

また、シェフ自らが店頭に立って接客をしてくださることも!シェフの素敵な笑顔とおいしいケーキを見つけに、ぜひお店まで足を運んでみてはいかがでしょうか。

■お店情報
店名:INFINI(アンフィニ)
住所:東京都世田谷区奥沢7丁目18-3
営業時間 11:00~19:00
定休日:水曜日
※記事の内容は取材当時のものです。 最新の情報は、お店のHP、SNSなどをご確認ください


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