荒川区内の都電荒川線沿線は年に2度、春と秋に綺麗なバラで彩られます。線路に沿うように植えられた約140種13,000株のバラは圧巻です!いい香りに包まれながら、どこかレトロさが感じられる線路沿いをお散歩してみませんか?今回は、春と秋に楽しめる都電荒川線沿線のバラのオススメスポットについてご紹介します!
「都電荒川線」と「沿線のバラ」について
都電荒川線は、荒川区の三ノ輪橋から新宿区の早稲田を運行する、東京に唯一残る都電です。
三ノ輪橋停留場から早稲田停留場までの区間は12.2Km(全30駅)あり、そのうち荒川区内は東西に約4.8km(13駅)走行しています。
区の中央部を走る都電荒川線を、荒川区は「みどり軸」として位置付けしていて、バラによる緑化が推進されています。
区内の約4.8kmのうち、現在は植栽可能な約4kmの区間に140種13,000株ほどが植え込まれていて、春や秋にはカラフルなバラが咲き誇り、沿線を華やかに彩ります。
どこかレトロさが感じられる都電荒川線沿いを、バラ鑑賞を楽しみながらゆったりと巡ってみましょう!
都電荒川線沿線のバラのオススメスポット紹介
バラが植栽されている三ノ輪橋駅から荒川車庫前駅の区間のなかで、特にオススメの鑑賞スポットを4つご紹介します!
都電荒川線は路面電車なので、熊野前駅や宮ノ前駅などは車と並走して道路を走っているため、バラを見ることができません。
バラ花壇がある場所を最初からチェックしておけば効率よく巡れるので、ぜひ参考にしてみて下さいね♪
①三ノ輪橋バラ花壇(三ノ輪橋駅)
都電荒川線の始発・終着停留場である三ノ輪橋駅周辺では、約40種類のバラを鑑賞することができる「三ノ輪橋バラ花壇」があります。
「関東の駅100選」にも選ばれている駅で、撮影スポットとしても人気が高く、シーズンには多くのカメラマンで賑わいます。
レトロ調の停留場と美しく咲き誇るバラのコラボは区間内でも特にオススメです!
②荒川二丁目電停口バラ花壇(荒川二丁目駅)
三ノ輪橋駅から4つ目の荒川二丁目駅のすぐ横にある「荒川自然公園二丁目電停口」では、ツルバラを中心とした美しいバラがお出迎えしてくれます。
花色が黄色から紅色に変わっていく様子を楽しむことができ、春にはツルバラでいっぱいになる「花の壁」が圧巻です。
道なりにそのまま直進して坂道を登っていくと、緑豊かな荒川自然公園に続いているので、合わせて散策してみるのもオススメですよ♪