平日、夫婦共に仕事で家を空けている時間が長い家庭は、部屋の掃除や整理整頓などを週末の休みにまとめて行うことが多いと思います。

でもせっかくの休日、自宅でゆっくり過ごしたり、出かけたりする時間もほしいですよね。そこで、自分たちの時間を生み出すために役立つ、便利なアイテムやサービスを紹介します。

共働き世帯はいつ掃除機をかけている?

共働き世帯にとって「いつ掃除機をかけるのか」ということは意外に大きな問題ではないでしょうか。夫婦共に帰ってくるのは陽が落ちてから、という家庭は珍しくありませんが、深夜・早朝に掃除機をかけると、近所迷惑になってしまうことがあるからです。

掃除機をかけても気にならない時間帯の目安は?

集合住宅に住んでいる人、家同士が隣接している人は、日々の生活音問題にある程度配慮しなければなりませんね。そこで気になるのが「掃除機をかけても差し支えない時間帯」です。

ある不動産管理会社の調査によると、【9時~20時】までであれば許容範囲、という人が多かったそうです。20時はやや遅い気もするのでせめて17時頃までと考えた方がよさそうです。

いずれにせよ、この時間帯に掃除機をかけるのは、共働き世帯にとっては厳しいかもしれません。

「ロボット掃除機」を朝ONにして出かける方法もあり

 
出勤前・帰宅後に掃除機をかけるのが難しいとなると、仕事をしている間、つまり、家を空けている間に掃除機をかけるしかありませんね。そこで登場するのが、「ロボット掃除機」です。

現在はいろいろなメーカーから多種多様のロボット掃除機が販売されていますが、最大の魅力はやはり、留守にしている間に掃除してくれるという点でしょう。共働き世帯にとって、家事の負担が少しでも減るというのはとてもありがたいポイントですね。

ロボット掃除機の中には、掃除してほしい場所、入ってほしくない場所を指定できるものもあるため、まるで自分が掃除する時のような感じで掃除機をかけることができます。

ウィークポイントは段差や充電?

便利なロボット掃除機にも、ウィークポイントは存在します。
まず充電についてですが、ロボット掃除機が一度の充電で掃除できる範囲には限りがあります。機種によっても異なりますが、一度のフル充電で掃除できるのは20畳程(40平方メートル程度)を目安にするとよいでしょう。
今日はリビング、明日はベッドルーム、というように計画的な使い方に向いているといえます。

また、ロボット掃除機には、段差に弱いというウィークポイントもあります。ラグなど2センチ程の厚みであれば問題なく乗り越えてくれる機種もありますが、階段などの大きな段差にはまず対応できません。そのため段差がある部分については、手動で掃除する必要があります。