時間配分を決める前には、まずは自分達の家事のやり方を見つめ直してみましょう。

家事というと、炊事、洗濯、掃除が大きな割合を占めるので、それぞれについて考えます。

1日何回行なっているか、それぞれにどれぐらい時間をかけているか、どのように行なっているか思い起こすのです。

そうすると自分の家事のパターンがわかってくるので、それから時間配分を決めるようにします。

家事は基本として行なっていることを元に時間配分をする

家事の進め方は、たとえ共働きであっても、仕事内容や生活パターンによって、人それぞれです。

どのように時間配分して進めていけばいいか、これが正しいという答えはありません。

しかし毎日家事を行なうと、自分なりにこれというやり方はあります。

例えば、洗濯機に衣類を入れて洗濯し、朝食の後片付け、その後に掃除機をかけるという具合に、家事の流れというものが、誰にでもあるでしょう。

さらには、出かけるなど用事のあるときに後回しにすること、天気の良い日にやる家事、週末にする家事などと、オプションで行なうようなこともあるのではないでしょうか?

そこで、毎日行なっている基本のコースをメインとして、家事を時間配分し流れを作ってみましょう。

このために、ここで毎日の家事の何をどのようにしているか、見つめ直すことが活きてくるのです。

そうして家事を時間配分して決めていきます。

その日によっても、行なう家事を使い分けると、日々の中で用事などがあっても柔軟に対応できます。

時には忙しいときに行なわない家事を決めるのも、時間配分するのに役立ちます。

忙しいときにしない家事が、すでに毎日のパターンに組み込まれていると、後ろめたい思をせずに済みます。

家事は同時進行で時間を作ろう

共働きの家事の時間配分はどうすればいいですか?
(画像=Kajilyより引用)

家事でも、炊事、洗濯、掃除はほぼ毎日行なわないとならないものです。

これらはどれも、ここまで行なえば終わりというラインはありません。

さらにはこれらの家事の合間にも、買い物に行く、銀行へ振り込みに行く、庭の草を刈るなどと他にもやることは沢山あります。

もちろん、家事ばかりでなく、休憩する時間も必要です。

さらには、自分のプライベートな時間も確保したいと思うものであり、友達と遊びに行くなどの時間も必要でしょう。

そこで家事を時間配分するにしても、同時進行で行えるように配分するのです。

洗濯機を回している間に、布団を干して掃除機をかけるなど、という風に同時進行で家事を行ないます。

ただ時間配分するときには、同時進行でも部屋を縦横無尽に何度も移動しては疲れてしまい大変です。

移動するごとに終わるように流れ作業に出来ると、より時間配分も効率的になります。

理想的なのは、洗面所で洗濯をして、次はリビングで掃除機を掛ける、最後にキッチンで食事の下ごしらえ、などと移動するごとに家事が進んでいくやり方です。

時間配分では同時進行をすることと、無駄な移動を少なくすることも考えてみましょう。