私は、昔テレビでやってた「トリビアの泉」がすごく好きで、今でも録画したものを寝る前にちょくちょく見てしまいます。自分は、どうでもいいことが人一倍好きなのかもしれません。

この「トリビアの泉」という番組、個人的には「トリビアの種」のコーナーが一番好きなのですが、終盤の頃にはネタが尽きてきたのか、「ガセビアの沼」という新コーナーも始まりました。

今日は4月1日、エイプリルフールということで、「ガセビアの沼」に出てきた、
食べ物に関する嘘(ガセネタ)を紹介します!

1.「卵は白より茶色の方が高級」というのはガセ

卵は、基本的に、茶色でも白でも、味も栄養価も同じです。

色の違いは鶏の種類の違いによるものです。

基本的に羽が白い鶏は、卵も白いです。

「食べ物」「味覚」に関する7つの「嘘」~ガセネタに注意しましょう~
(画像=味覚ステーションより引用)

一方、羽が茶色の鶏は、卵も茶色です。

「食べ物」「味覚」に関する7つの「嘘」~ガセネタに注意しましょう~
(画像=味覚ステーションより引用)

茶色い鶏の方がエサをたくさん食べてコストが掛かるため、価格も高めになることが多いようです。
(ただ、味も栄養価も実は同じらしい)

まあ、卵のブランドによっては味が違うと思いますのでなんとも言えませんが、「色」と「味」には相関がありませんので注意しましょう。

2.「フグの刺身が薄いのは高級なものを少しでも長く味わえるようにするため」というのはガセ

テレビでよく見るフグのお刺身は、全部、お皿が透き通るくらいに薄く切られていますね。

これは、高級だからケチって薄くしているわけではありません!!

実は、生のふぐの身というのは身が引き締まっていてとても歯ごたえがあるんです。 それを普通のお刺身のような厚さに切ってしまうと噛み切ることが難しく、 ただ噛み切ることにだけ神経を集中する食事になっちゃいます。「やっと噛み切れた、やったー!」みたいな。

お皿が透き通るくらいに薄く切るからこそふぐの旨みを最大限に引き出すことが出来るんです。

ちなみに、フグは、怒ったりビックリしたりするとぷくっと膨らむ、カワイイ魚なのですが、

「食べ物」「味覚」に関する7つの「嘘」~ガセネタに注意しましょう~
(画像=味覚ステーションより引用)

膨らむために肋骨(ろっこつ)がなく、内臓を守るために身(筋肉)が固いそうです。

3. 「舌の甘味や苦味を感じる場所はそれぞれ完全に分かれている」というのはガセ

本ブログ記事、味覚伝達メカニズムの世代交代~「味覚地図」は舌に存在する?~ に詳細書かれていますが、舌の部位によって味を感じる場所が違うのではなく、一つの味蕾で5味全てを感知しているのです!

4.「回転寿司のお寿司が回る速度は関東よりも関西の方が速い」というのはガセ

チェーン店で使用しているベルトコンベアーのモーターは同じものなので、基本的に、速さは同じです。

実際はお店ごとに細かいスピードの設定が行えるとのことなので、 スピードもお店によってまちまちのようです。
(もしかすると関西人はノリが良くてスピードアップしてる人が多いのかもしれませんが・・・)

ちなみに一般的なコンベアーのスピードは秒速4㎝くらいらしいです。