買い置きしておきたい食材(レトルト、缶)
買い置きしておきたい食材の最後に紹介するものは、レトルトパウチ食品や缶詰、パックご飯などの「長期保存可能食品」です。
これらは、年単位で保存ができ、調理され、味付けされたものが多いので、忙しくて料理に時間を割けないときなどに活用すると便利です。また、開けてすぐにそのまま美味しく食べることができるものも多いので、災害時などにも利用しやすいという利点があります。
カレーやシチュー、スープなどのレトルト
レトルトパウチ食品は、カレーやシチュー、スープ、お粥、パスタソースなどさまざまなものがあります。これらは気密性や遮光性が高く、未開封であれば常温で長期保存が可能であるため、買い置きしやすい食材です。ですが、開封してしまうと中に雑菌が入ってしまいますので、開封後はすぐに食べ切ってしまう必要があります。
特にお粥は、災害時の非常食としていくつかストックしておきたい食材です。電気やガスが使えない状況になっても、開封してそのまま美味しく食べることができます。
ツナ、トマト、鯖などの缶詰
缶詰は長期保存が可能であり、ツナ缶やトマト缶、鯖缶など、料理の材料に使えるものを数種類ストックしておくと便利です。
缶詰の保存方法は、高温多湿を避け、できれば25℃以下の場所で保管しておくと缶が錆びることなく長期で保存しやすくなります。未開封の缶詰は冷凍庫に入れると、缶が破裂してしまう可能性がありますので気をつけましょう。缶詰の中味には保存料が含まれていないので、缶を開けたら日持ちはしません。1度で使いきれなかった場合は、中味を他の容器に移して冷蔵庫で保管し、なるべく早く使い切るようにしましょう。
パックご飯
パックご飯は、忙しくてご飯を炊く時間がないときや、お米のストックが切れたとき、災害時などに役に立ちます。常温で保存ができ、家族がこれを食べて何日か過ごせる量を買い置きしておくといいでしょう。
パックご飯はそのままではボソボソとして固く、美味しく食べることはできません。電子レンジで温めるか熱湯でパックごと茹でると、炊きたてのご飯と変わらない味で美味しく食べることができます。
買い置きするときのポイント
食材はやたらに買い溜めすればいいというものではありません。買い置きには意識してほしいポイントがありますので、次のことに注意して食材を買いましょう。
賞味期限を確認し、買いすぎない
買い置きをするのであれば、なるべく日持ちの良い食材を選ぶことが大切です。食材を購入するときは賞味期限や消費期限をチェックして、できるだけ期限が先のものを選ぶようにします。また、いくら安くても消費しきれない量を買うことはNGです。賞味期限を見て、その期間内で食べきれるかどうかを頭の中できっちりとシミュレーションしてから購入を決めましょう。
食材の賞味期限を管理するには、食材管理のアプリを利用するとスマホで簡単にチェックできるので便利です。バーコードを読み込んで食材の管理をするものや食材の写真を撮って管理するものなどいろいろとあります。また、パソコンや手書きで買い置き食材の一覧表を作り、食品庫などに貼ってひと目で管理できるようにしてもいいでしょう。
食材を余らせないように作り置きもおすすめ
買い置きした食材をきっちりと使い切るためには、計画的に料理をすることが大切です。もし、賞味期限が迫ってきているにもかかわらず使いきれない食材がでてきた場合は、日持ちのする「作り置きおかず」を作ってみてはいかがでしょう。
家事代行サービスのベアーズでは、「お料理作り置きプラン」が用意されています。このプランを利用すれば、買い置き食材を使って作り置きのおかずを何品か頼むことができます。好き嫌いの好みやアレルギーなどにも対応して作ってもらうことも可能ですので、出来上がった料理はすべて安心して美味しく食べることができます。
このようなサービスは、忙しくて時間がないときや、子育てで大変なときなどに利用すると大変便利です。この作り置きおかずだけで何日間かを過ごしてみるのも、たまにはいいかもしれません。
まとめ
以上のように、食材の買い置きにはさまざまなメリットがあります。今回のリストを参考に、特売日にぜひストック食材のまとめ買いをしてみてください。買い置き食材をうまく利用すれば買い物の回数が減り、料理時間の短縮も可能です。
しかし、それでもまだ忙しくて時間の余裕が足りない場合は、外部の代行サービスを利用して作り置きおかずを作ってもらったり、夕食作りをおまかせしてみたりすることをおすすめいたします。
提供・Kajily
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