病気平癒のご利益がある伝説の妖怪アマビエ。このアマビエを象った和菓子が登場し、そのご利益と美しい姿にうっとり。伝統的な製法で和菓子を生み出し続ける群馬の老舗店「鉢の木七冨久」と、アマビエの和菓子をご紹介しましょう。
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創業100年を越える、伝統の製法で和菓子を生み出す「鉢の木七冨久」
群馬県高崎市にある銘菓店「鉢の木七冨久」。1917年創業という歴史あるお店で、100年を越える伝統的な製法を受け継ぎ、和菓子を生み出す名店として知られています。お店は風格あふれる佇まいで、県内外から多くのお客さんが足を運びます。伝統の味を守るため、店主さんが代々受け継いだ目と技術で一つ一つ自ら厳選した素材を使っています。
「鉢の木七冨久」の商品ラインナップ
お店には、常時20種類以上の上品な和菓子が並び、どれを買うか迷ってしまうほど。まずは、「鉢の木七冨久」の商品ラインナップをご紹介しましょう。
定番や季節の和菓子
こちらの「鉢の木」は、お店の看板商品。高崎に伝わる、北条時頼をもてなした貧しい夫婦の物語から生まれた銘菓で、卵と求肥を使った鳳瑞(ほおずい)と呼ばれる和菓子です。
このほか、柔らかい玉子煎に黒胡麻や小倉をサンドした和洋折衷のお菓子「鉢の木の里」も絶品。
上生菓子や干菓子など、季節の和菓子も美しく美味しくて大人気です。節分やバレンタイン、ホワイトデーなどのイベント向けや、お祝い、節句など伝統行事にまつわる商品も登場します。
食べるのがもったいないほど精巧な飴細工
和菓子の他に「鉢の木七冨久」で有名なのが、有平糖を使った飴細工です。
つくしや結びなど様々なラインナップ。もちろんどれも丹精込めた手作りの商品で、まるで芸術作品のような美しさです。全国でも作れる職人さんが少なく、この商品を求め、県内外から常連さんが足を運んでいます。
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