ライター&コラムニストとして活動しているharakoです。この連載では、「女性の働き方」のヒントになるような内容をお送りしています。第72回目は、「継続は力なり」の意味を振り下げてみたいと思います。

「継続は力なり」は確かにその通りです。

キャリアチェンジをしたとしても、新しいスキルを身につけようとしても、すぐに芽が出ることは稀だと思います。「継続は力なり」と言うことわざもあるように、センスや才能が眠っていたとしても、磨く時間がなければ輝くこともないでしょう。

そんな私も、一度どっぷりハマるとひたすら同じことを繰り返すことが好きで、自分では継続しようと意識している訳ではなく、気づいたら続けていた。そんな感覚になることが多いです。

しかし、ふと最近感じるのは、ただ継続するのでは意味がないのではないか?と言うこと。何事も長く続けていれば良い方向に向かっている訳ではない。そんなことを感じます。

継続しながらチェックしたい項目3つ

そこで、「継続」しながら変化させていくと良いことを3つご紹介します。

1. 同じミスを繰り返していないか?

まずひとつめは、長く続けているのにも関わらず、毎回同じところで間違えたりつまずいたりしていないか?を観察してみましょう。

身体で覚えるのも良いですが、間違えるところが同じならば一度立ち止まって考える時間が必要。よく、「習うより慣れろ」「反復練習で身体が覚える」と言われることがありますが、一長一短だと私は思います。

何度も失敗や間違いを繰り返せば成功より失敗に慣れてしまい、“頑張っている雰囲気”を味わうだけです。反復練習でなんとなくカバーするのも良いですが、改善する部分を見つけながら継続してみると効率が良いのではないでしょうか。