両立案を会社へ提案するのもアリ!
最後は「育児と仕事に関して自由に意見を聞かせてください」と尋ね、思うことを自由に回答いただきました。たくさん集まった回答の中から、ふたつご紹介します。
これからの時代は、少子高齢化がさらに進んでいくので、会社側は働くお父さん、お母さんの意見を多く反映させる必要があり、時代に合った育児と仕事の両立をお互いに提案し、向上していくことが大切だと思います。
今までは会社に合わせて両立を工夫する家庭が多かったかと思いますが、これからは会社側もより育児と仕事を両立する家庭に働きかけることが大切だ、という考え方です。例えば、一部企業で導入されているベビーシッター利用者への補助金等、「働いてほしい」という会社のニーズと「子供を保育園に迎えにいかないといけない」というお母さんのニーズをどちらも満たすサービスがより広まるよう、働きかけるのもいいかもしれません。
上司が両立のスタイルを取り入れたら一番手っ取り早い。部下がそのスタイルを真似するのは容易
上司が積極的に取り入れてくれれば、部下も続きやすいというのは事実でしょう。上司が自分と似た経験をしていれば、相談もしやすく心強いです。
また、現代においても「育児は母親がメインで担うもの」というイメージが学生の中にあります。しかし実際は、夫婦で仕事の予定を共有してお迎えのやりくりをする等、協力し合っている夫婦が多いようです。学生や若い世代が抱いている「育児=母親」という固定観念を払拭することも重要になってきます。
今回の学生アンケートで、学生が育児と仕事について抱いている様々な意見を知ることが出来ました。高齢化が進むこともあって働く女性が増えていくであろうこれからの社会、育児と仕事の両立は多くの女性がぶつかる問題ですし、学生でも将来に不安を抱いている人はとても多いです。そんな問題や不安を少しでも取り除き、より育児と仕事が両立しやすい社会が構築されていけばと思います。この記事が育児と仕事の両立や自分の将来について考えるきっかけとなれば幸いです。
提供・LAXIC
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