長野県木曽町にある道の駅日義木曽駒高原は、年間を通じて季節に応じたイベントを開催しています。イベントでは、春は山菜、夏はとうもろこし等、旬の食材や食べ物を楽しむことができます。本記事では、道の駅日義木曽駒高原で毎年開催されるイベントを一挙にご紹介します。
道の駅日義木曽駒高原はどんなところ?
道の駅日義木曽駒高原(ささりんどう館)は、長野と名古屋を結ぶ国道19号沿いにある道の駅です。品揃え豊富な売店では、地元農家の採れたて野菜を始め、木曽路の特産品が何でも手に入ります。
館内のお食事処「巴」では、木曽地方の伝統漬物「すんき」を使用した「すんき豚丼」や「すんきカレー」を食べることができます。また「木曽牛コロッケ定食」や、木曽産そば粉を使用した自家製蕎麦など、地元の食材にこだわったメニューが揃っています。
そんな道の駅日義木曽駒高原では、季節ごとにイベントを開催しています。1月から順に、5つご紹介します。
道の駅日義木曽駒高原で毎年開催されるイベント5つ
1.新春初売り【1月3日または4日】
道の駅日義木曽駒高原では、新年の初売りで縁起物の販売や、空クジなしのスピードクジ等、様々なサービスが行われます。
食事処「巴」では、先着順ですんき汁を無料でいただくことができます。また、すんき蕎麦などの各種すんきメニューも割引価格で提供されます。
すんきとは すんきは、木曽の冬の風物詩。木曽地方でしか漬けることのできない、伝統の漬物です。塩を使わずに乳酸菌で発酵させていることが特徴です。毎年冬になると各家庭で大量にすんきを漬け、冬の間中様々な料理に使います。すんき汁は、すんきを具に入れた味噌汁を指します。
ぜひ、初売りの日と合わせて温かいすんき料理をお試しください。
2. GWフェア【4月下旬~5月上旬】
GWフェアの開催中は、様々なイベントが開催されます。
毎年GWの開始に合わせて、「味わい横丁」がオープンします。味わい横丁は、テイクアウト専用の小さな屋台街です。ブランドの木曽牛を使用した「木曽牛串焼き」や「木曽牛メンチカツバーガー」を始め、五平餅やおやきの販売をしています。GWの心地よい空気の中、外のベンチで木曽駒ヶ岳を眺めながら食べるのもお勧めです。
そして、何と言っても一番の目玉は山菜!この時期には行者ニンニク、コシアブラ、タラノメ等の山菜が店頭に並びます。山に囲まれた木曽町では、新鮮で美味しい山菜が豊富に揃います。毎年5月になると、「木曽の山菜が食べたくて」と必ずここに山菜を買いに来る常連のお客様も大勢いらっしゃいます。
ほかにも、「MYひのき箸づくり教室(無料)」や、木曽の酒「七笑」の試飲なども催されます。さらに、売店または味わい横町にて3,000円以上買うと、花桃の苗木プレゼントのサービスもあります(数量限定)。
3. ほお葉祭り【6月第1土・日】
木曽路に初夏の訪れを告げる「朴葉巻き」。朴葉巻きは、米粉を練って餡を入れ、朴の木の葉で包み蒸した、木曽の郷土菓子です。毎年朴の葉が採れる5月下旬から7月初旬になると、木曽中の和菓子屋さんに登場する季節限定の商品です。
朴葉寿司は、酢飯の上に椎茸、ハチク、ワラビ、コシアブラの天ぷら、ミョウガ等、木曽で採れた旬の食材を乗せ、朴の葉で包んだものです。朴葉巻きと同様、6月にしか食べられない初夏の味です。
初夏の恒例イベント「ほお葉まつり」では、手作りの朴葉巻きと朴葉寿司の販売を中心に、スピードクジや綿菓子無料サービス、リコピントマト詰め放題、等が開催されます。