大切な家族やパートナーとおしゃべりしながら楽しむディナー、休日に気心知れた仲間たちと楽しむホームパーティ、青空の下頬張るピクニックのお弁当、夕暮れにオープンテラスのカフェで楽しむアペロ…。おいしい食事はいつだって私たちを笑顔にしてくれます。
今回は、そんなおいしい食事のヒントをくれるレシピ本を集めてみました。
フランスの家庭で食べられるようなお料理や特別な日に作りたいスイーツのレシピ、毎日のパンをもっと味わうためのとっておきのレシピなど、“おいしい”のヒントが詰まったレシピ本を紹介したいと思います。
大切な人と味わう旬のおもてなし
フランスやスイスなどで修業を積んだ料理研究家上田淳子さんの『フレンチベースの小さなおもてなし12か月』は、食材の旬を感じられる12か月のとっておきレシピが詰まった1冊です。
普段使いの食材から、レストランの味が味わえる食材まで、家庭で作りやすくアレンジしたレシピを季節が巡る順に掲載。大切な人と季節を感じ、旬を味わい、会話を楽しむのにぴったりなお料理ばかり!季節ごとの楽しい食卓を味わうことができますよ。
■書籍情報
フレンチベースの小さなおもてなし12か月
著者:上田淳子
出版元:自由国民社
キュートな料理人レイチェル・クーのレシピブック
ヨーロッパやアジアで大人気の料理人レイチェル・クーのレシピブックの第2弾である『レイチェル・クーの小さなフレンチキッチン』は、地方色豊かなフランスの料理を簡単な手順と美しい写真でまとめた1冊。食の宝庫として知られる「ブルターニュ」、ワインによって繁栄した「ボルドー」、スペインの食文化が影響している「バスク」、香り高いハーブが有名な「プロヴァンス」、美食の都「リヨン」…など、フランス各地の料理をレイチェルの旅の思い出と共に紹介しています。
レイチェル自身、「2口のガスコンロとおもちゃみたいに小さなオーブン」が備え付けられたパリの小さなキッチンで料理をしていたこともあり、掲載されている内容はどれも一般家庭で作りやすいレシピなのがうれしい!
■書籍情報
書名:レイチェル・クーの小さなフレンチキッチン
著者名:レイチェル・クー
出版社:世界文化社
ワイン好き必見!ワインと楽しむおうちレシピ
映画やテレビドラマのフードスタイリングで人気の飯島奈美さんと、ワイン好きが講じてフランスと日本を行き来する生活を20年続けているというワイン研究家の杉山明日香さんによる『ワインがおいしいフレンチごはん』は、ワイン好き必見のレシピ本。
フランスを巡る中で出会った料理の数々を、飯島さん流にアレンジ!本格的な郷土料理も自宅で作れるようにアレンジされており、挑戦しやすいのが◎。杉山さんがチョイスしたお料理と合わせたいワインも紹介されています。おうちでワインを楽しみたい方に特におすすめのレシピ本です。
■書籍情報
ワインがおいしいフレンチごはん
著書:飯島奈美/杉山明日香
発売元:リトル・モア
人気ビストロである西荻窪『uguisu』、三軒茶屋『organ』のシェフである紺野真さんのレシピ『なぜかワインがおいしいビストロの絶品レシピ』もワイン好きにはぴったり。人気店の味を自宅で作ることができちゃいますよ。おいしい料理とワインという黄金コンビをさらに深く楽しめるはずです。
■書籍情報
書名:なぜかワインがおいしいビストロの絶品レシピ
著者:紺野 真
出版社:サンマーク出版
残ったバゲットが活躍!バゲットアレンジ
フランス料理に欠かせないお供といえば、バゲット!焼き立てのバゲットの香ばしい味わいはたまらないですよね。とはいえ、1本買うとどうしても余ってしまうことも…。そんなときにうれしい1冊がこちら『バゲットが残ったら』。
その名の通り、残ってしまったバゲットを楽しむためのレシピ本です。サラダやスープ、グラタン、そしてタルトやドーナツといったデザートにまで、さまざまなおいしい料理に変身させてバゲットのおいしさを余すことなく、味わうレシピを紹介しています。
バゲットの定番アレンジフレンチトーストだけでも4種類も掲載!「ビールのフレンチトースト」なんていう気になるメニューも(!)。ひとりで食べる気軽なランチから、ボリュームのあるおもてなしレシピまでさまざま。バゲットの楽しみが広がること間違いなしです。
■書籍情報
バゲットが残ったら サラダにスープ、グラタンからデザートまで 美味しくて新しい、バゲットの楽しみ方。
著者:坂田 阿希子
出版元:グラフィック社
美しくおいしいフランス菓子
スイーツ大好きなフランス。もちろん毎日の食事のあとにデザートは欠かせません。『美しいフランス菓子の教科書』は、そんなフランス人が愛してやまないスイーツの数々を紹介するレシピ本。
パイ生地、スポンジ生地、パン生地などお菓子の基本となる「生地」、みんな大好き「クリーム&ソース」、そしてフランスの美学が詰まったデコレーションといった基礎技法と、フランスで親しまれている53種のお菓子のレシピが、かわいいイラストと写真で紹介されています。
難しそうなパティスリーも丁寧なプロセス写真やイラストで分かりやすく説明されていて、「私でも作れそう!」と思ってしまうから不思議です。ぜひ挑戦してみてください。
■書籍情報
書名:美しいフランス菓子の教科書
著者名:メラニー・デュピュイ
出版社:パイ インターナショナル
フランスのおいしい思い出とお菓子
もう1冊フランス菓子のレシピ本を。菓子・料理研究家の若山曜子さんがフランス菓子にまつわる好きなものや場所をAtoZ方式で紹介した初のエッセイ&レシピ集『わたしのフランス菓子AtoZ』です。
フランス菓子に魅了され続けてきた若山さんだからこそのとっておきの情報や“おいしい”思い出がたくさん詰まった1冊です。「食べても食べてもまだある大きなチョコレートマカロン」「英国風紅茶に合うスコーン」など若山さんの思い出にリンクしたメニューは、まるで若山さんの思い出を借りて自分も旅しているような気分にも。
■書籍情報
わたしのフランス菓子AtoZ
著者:若山曜子
出版元:産業編集センター
パリジェンヌのように料理と食事を楽しむ
最後は、5月のMy Little Boxに封入されているパリジェンヌ流のレシピブックを。「すべてがうまくいきそうな朝に食べたい1皿」、「バカンスが待ち遠しいときに食べる1皿」、「明日に向けてエナジーチャージしたいときに食べたい1皿」など、さまざまな気分やムードに寄り添うレシピが紹介されています。
フランスで愛される「ボンヌママン」のジャムを使ったレシピも掲載。ジャムというとスイーツのイメージですが、サラダのドレッシングや味付けに使うアイデアは目からウロコ!今回のBoxにも「ボンヌママン」のジャムが入っているので、すぐに作ってみることもできますよ。
「今日はどんなごはんを作ろう?」「誰と何を食べよう?」「あの人と一緒に食べたい料理はどれだろう?」、そんな“おいしい”想像が膨らむレシピ本を紹介しました。心も体も喜ぶおいしいごはんをBon appétit(ボナペティ)!
★5月のMy Little Boxのテーマは「Bon appétit」。食事を楽しむのが大好きなパリジェンヌたちのように、“おいしい”を楽しむヒントが詰まったBoxです。食事で内側からきれいになったら、メイクやスキンケアもこだわりたいもの。そんなときにぴったりなオーガニックコスメも入っていますよ。
提供・PARIS mag(シンプルで上質なライフスタイルを提案するWEBマガジン)
【こちらの記事も読まれています】
>今気になるのは“固め”プリン。都内で楽しめるプリン6選
>フランスの国民食!クスクスを使ったタブレのレシピ
>おうち時間に作りたい!家庭で作るフレンチレシピ集
>パリのブロカントショップ『Brocante Petite LULU』に聞く、アンティークの楽しみ
>2020年最新!パリグルメ通がおすすめするパリのお土産4選