A.アンパサンド
英語のandを意味する記号として用いられる「&」は「アンパサンド」といいます。もともとandはラテン語でetと書き、そのetを勢いをつけて書いたものが&という記号になりました。
この&を一番最初に書いたといわれているのが、“速記の父”と呼ばれるティロです。古代ローマ時代、政治家マルクス・トゥッリウス・キケロの奴隷兼秘書だったティロは、キケロの発言をすばやく正確に書き取るために速記法を開発。いくつかの単純な符号を組み合わせた省略符号を用いることで、言葉をより短く書き表すことに成功しました。
この符号の数は約13,000にまで増えましたが、次第に衰退していきます。そのなかで現在でも使用されていて、特に有名なものが&です。
そして、この記号を「& pre se and(アンド パー セ アンド)」、「&はアンドという意味」として説明した言葉が変化して、アンパサンド(Ampersand)という呼び名になりました。さらにそれがいつの間にかアンドと呼ばれるようになったんですね。
というわけで、今回は日本ではあまり聞き馴染みのない「アンパサンド」の紹介でした。一文字「ん」を足すだけで、「あんぱんサンド」になって急に親近感がわきますが、言い間違えないようにしたいです。
―なんて名前?―
<文/女子SPA!編集部>
提供・女子SPA!
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