オリエンタルな建築美が目をひく「築地本願寺」。古代インド・アジア仏教様式を模した外観にばかり目を奪われて、ついついその他の魅力を見落としてしまっているかも!今回は、築地本願寺参拝時に知っておくと楽しさが倍増する6つのポイントについてご紹介します!
【1】オリエンタルな建築美を楽しもう!
独特な外観が目をひく築地本願寺。やはり、まずはその建築美をじっくり味わいましょう!
築地本願寺の外観は、ギリシャ文化の影響を受けたインドの仏教美術「ガンダーラ式建築」が用いられています。
現本堂は建築家の伊東忠太氏による設計で、1934年に落成しました。
古代インド・アジア仏教様式を模した外観を楽しむことができ、「本堂」「門柱(正門・北門・南門)」「石堀」は2014年に国の重要文化財にも指定されています。
しかし、内部はガンダーラ式建築の外観とは異なり、西洋や日本、中国などの要素をいかした造りとなっていて、多国籍なデザインを楽しむことができます。
築地本願寺を訪れたら、まずはその独特な空間や美しさをはじめとした建築美を楽しんでみて下さいね!
【2】本堂での参拝がオススメ!参拝記念カードをGETしよう!
建築美に圧倒されて本堂へと進むのを躊躇われる方も多いかもしれませんが、せっかく訪れたのであればぜひ本尊・阿弥陀如来様の近くで参拝してみて下さい!
お参りは浄土真宗本願寺派のご焼香ですが、判らなくてもご安心を!香炉の真横にしっかりと作法が絵付きで紹介されているので、1つ1つ確認しながら進めることができます。
そして、ここでぜひチェックしてもらいたいのが「参拝記念カード」です。本堂内には法要などで用いる蓮の花びら「華葩(けは)」を模した楕円のような形をした参拝記念カードが置いてあります。
仏教に関連の深いデザインが描かれていて、そのデザインも月に1度変わります。
築地本願寺では、おみくじや御朱印、お守りは、浄土真宗の教えに従ってありませんので、コレクションや記念として持ち帰るのもオススメです。
毎月異なったデザインの参拝記念カードを12枚揃えて事務所に持っていくと、特別なことが起きるかも!
ステンドグラスや巨大なパイプオルガンなど、西洋と東洋の技が融合した造りも楽しめるで、ぜひ本堂内で参拝してみて下さいね♪
【3】築地本願寺内に仕掛けられた幻獣や動物を見つけよう!
築地本願寺の境内には、全13種類の不思議な動物たちが隠されているのをご存じでしょうか?
これらの動物を設置したのは、妖怪や幻獣好きとして知られていた築地本願寺の設計者・伊藤忠太博士。
しかし、これらの動物たちがどんな意図で配置されたのかはいまだ謎のままだそうです。本堂をはじめ境内にあるマンホールの蓋にも動物たちがデザインされています。
彼が仕掛けた動物たちを探しながら、ぜひ境内をじっくり散策してみて下さいね!
【4】朝食からランチ、カフェまで♪境内でグルメを気軽に楽しもう!
築地本願寺内にある「インフォメーションセンター」と「第一伝道会館」では、朝食からランチ、カフェタイムを楽しむことができます。
インフォメーションセンター1階にある「築地本願寺カフェTsumugi」では、毎日先着110名限定の人気の朝食「18品の朝ごはん(1,944円)」をはじめ、パフェや削り氷などのおしゃれスイーツを楽しむことができます。
もう1つの第一伝道館内にある「日本料理 紫水」では、古来から伝わる精進料理や、市場より仕入れた新鮮な素材を使った御膳、名物そばなどが落ち着いた空間で頂けます。平日限定のビジネスランチ(880円)等、なども人気です。
また同館内にある「ティーラウンジ」では390円からモーニングを楽しむこともでき、リーズナブルなお値段なので気軽に利用できます。
本願寺饅頭セット(530円~)やクリームあんみつ(760円)、ソフトクリーム(400円)などの甘味類も種類豊富にあるので、参拝後の休憩にもオススメですよ♪