日本最大の面積を誇る湖、滋賀県の琵琶湖。県の面積の6分の1にも及ぶ広大な湖には、有人島が1つだけ存在します。今回は日本で唯一、そして世界でも数少ない湖上の有人島である、沖島を訪ねてみましょう。

素朴な島の風景

沖島は近江八幡市に属しており、琵琶湖の中央南寄りの、沖合から1.5キロのところに浮かんでいます。人口約300人、周囲6.8キロの小さな島です。

フェリーで10分程度のところにある湖の島ながら、島らしい素朴な風景が広がっています。

日本で唯一の湖上の有人島。滋賀県・沖島を散策
(画像=やまざき にんふぇあ)

船がびっしりと並ぶ港。

日本で唯一の湖上の有人島。滋賀県・沖島を散策
(画像=やまざきにんふぇあ)

家の密集する住宅街。

日本で唯一の湖上の有人島。滋賀県・沖島を散策
(画像=やまざきにんふぇあ トリップノートより)
日本で唯一の湖上の有人島。滋賀県・沖島を散策
(画像=やまざきにんふぇあ トリップノートより)

三輪自転車がメインの交通手段となっている細い路地。住宅は島の港周辺に集中しています。

日本で唯一の湖上の有人島。滋賀県・沖島を散策
(画像=やまざきにんふぇあ トリップノートより)

港から離れて東に向かうと畑の並ぶ未舗装のエリアに入ります。

日本で唯一の湖上の有人島。滋賀県・沖島を散策
(画像=やまざきにんふぇあ トリップノートより)

道の代わりに木の橋がかけられている場所も。

日本で唯一の湖上の有人島。滋賀県・沖島を散策
(画像=やまざきにんふぇあ トリップノートより)

手作り感のある桟橋。

日本で唯一の湖上の有人島。滋賀県・沖島を散策
(画像=やまざきにんふぇあ トリップノートより)

海水ではなく真水のため、波打ち際ぎりぎりまで植物が生い茂っています。海を見慣れていると逆に少し違和感のある光景です。

このように、フェリーで10分の湖上の島とは思えない、離島のような風景が沖島の最大の魅力といえます。