日本最大の面積を誇る湖、滋賀県の琵琶湖。県の面積の6分の1にも及ぶ広大な湖には、有人島が1つだけ存在します。今回は日本で唯一、そして世界でも数少ない湖上の有人島である、沖島を訪ねてみましょう。
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素朴な島の風景
沖島は近江八幡市に属しており、琵琶湖の中央南寄りの、沖合から1.5キロのところに浮かんでいます。人口約300人、周囲6.8キロの小さな島です。
フェリーで10分程度のところにある湖の島ながら、島らしい素朴な風景が広がっています。
船がびっしりと並ぶ港。
家の密集する住宅街。
三輪自転車がメインの交通手段となっている細い路地。住宅は島の港周辺に集中しています。
港から離れて東に向かうと畑の並ぶ未舗装のエリアに入ります。
道の代わりに木の橋がかけられている場所も。
手作り感のある桟橋。
海水ではなく真水のため、波打ち際ぎりぎりまで植物が生い茂っています。海を見慣れていると逆に少し違和感のある光景です。
このように、フェリーで10分の湖上の島とは思えない、離島のような風景が沖島の最大の魅力といえます。
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