和菓子屋「お亀堂」より、和菓子職人の想いから生まれた“縁起物の和スイーツ”「開眼合格だるま」が新発売された。
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和菓子屋の原点に立ち返り開発
コロナウイルスの影響で観光客や出張者が大幅に減少し、豊橋にある「お亀堂」も大打撃を受けたそう。そんな中で原点回帰をはかり、年末年始には“のし餅や団子”などの素朴で昔ながらの商品を販売し、厳しい環境でもしっかりとした手ごたえを感じられたという。
これを受け、同店は“和菓子が果たせる役割”について深く考え直すことに。和菓子は江戸時代、茶の湯とともに武家に浸透し、やがて庶民にも広がったもので、その甘味は人々の心と身体の癒し、喜びになっていたために受け入れられ、生活に浸透していったことから、生活の中の“癒しと喜び、安らぎ”こそが本来の和菓子の役割であると考えた。
受験シーズンにぴったりの和スイーツ
そこで今回、受験の季節にあわせ、誰もが合格を祈り、良い知らせが入った時には共に喜びを分かち合い、心から祝う、そんなシーンに寄り添えるお菓子として「開眼合格だるま」を考案。
だるまのモチーフは女性和菓子職人の作品らしく、“力強さも感じられる、でもかわいいダルマ”で、片目を入れて販売される。
同封されている“片目”も御祈祷済みなので、合格して祈願成就した際には身近な人と片目を付け、両目を入れた“だるま”でお祝いし、美味しく食べよう。
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