「交代」と「交替」を使った例文
次は、「交代」「交替」それぞれの例文で比較してみましょう。この場合も、そのシーンを思い浮かべながら読んでいくと理解が深まると思います。
理解できると意外と簡単なことに驚くかもしれませんね。
「交代」を使った例文
まずは「交代」を使った例文です。こちらは一度限りの「こうたい」であることがわかると思います。自分の番は終了、次の人へバトンタッチです。
- 社長が世代交代した
時期が来ればどの会社も社長は「こうたい」していきます。長年勤めあげた社長の座を次の人に譲る「世代交代」は、一度限りの交代ですよね。その人もまた時期が来れば「世代交代」していきます。
世代交代で退く社長にとって、引き継ぐのはこの一度限りなのですから「交代」を使うことになるわけです。
このように、昇進や引退など役職に使われるのは「交代」になります。
- 作業が終了したら交代する
作業工程を分担している場合、自分の作業が終わったら次の段階の人へバトンタッチすることになりますよね。この場合、もう自分には作業が回ってこないため「交代」となるわけです。
このように、自分はこれで終了、そして相手に切りかわるという場面では「交代」を使うことになります。
「交替」を使った例文
*次は「交替」です。この「替」の意味ですが、互いに入れかわるという意味になります。それを踏まえて例文を見ていきましょう。
- 掃除当番は交替制である
学校や会社での掃除当番は、毎日または1週間など順番でやりますよね。自分の番が終わっても、また当番は回ってきます。
このように、ローテーションで何回も入れかわって順番が回ってくるのが「交替」です。
もし、「今日だけ当番を変わってほしい」と頼まれてかわってあげる場合は「交代する」になります。
- 時間交替で仕事をする
夜勤と昼勤のように、時間で区切って勤務する形態の会社の場合、夜勤の人から昼勤の人へ「交替」します。そして、勤務時間が終わった昼勤の人は、夜勤の人へ仕事を「交替」します。
このように、ローテーションでぐるぐる回っていくのが「交替」です。
3交替勤務などがよく耳にする「交替」ですが、意味がわかりやすい「交替」ではないでしょうか。
「交代」と「交替」の意味をしっかりと理解して使い分けよう!
いざ意味を知ると、案外単純な違いだと思いませんか?よくクイズ番組などでも「交代」か「交替」かという問題が出題されていますが、特に漢字の意味がわかっていれば正解は自ずと出てくるものです。
自分の番が再び回ってこないのが「交代」で、そのうちまた順番が回ってくるのが「交替」です。例外こそあるものの、基本的にはこれを押さえておけばOK!
次からは、迷うことなくどちらを使えばいいか判断できそうですね。大人として間違えたくない「交代」と「交替」、理解できてすっきりしてもらえれば幸いです。
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