おいしいものを食べて、おしゃべりをして、家族みんなで過ごすごはんの時間。何気ない日常だけど、しあわせなひとときです。“食育”という言葉もありますが、小さな頃から食事を楽しむということは、生きることを楽しむことにもつながっていきます。
食事を楽しむ上で、食べるものはもちろん、使う食器もとても重要な存在です。今回は、小さなお子様との食事が楽しくなる食器をご紹介いたします。家族みんなの食卓に並べてもおしゃれな、とっておきのベビー&キッズ食器を集めてみました。
ポップなカラーで食卓が楽しく!『もぐもぐごっくん』
ポップなカラーリングが楽しげなこちらの食器は、400年続く長崎県の波佐見焼で作られた『もぐもぐごっくん』。幼児期の“食べる”練習から、大人になるまで長く使うことができるようにと考えられた子ども食器です。
カラフルなカラーは、赤ちゃんのときでも視認しやすい色を選んでいるのだそう。ごはんの時間を楽しい気分にさせてくれるだけでなく、食事の時間を通して色に対する感受性を育むことができます。
電子レンジや食器洗浄機に使えるのも、忙しいママにはうれしいポイント。また、磁器は食べものの臭い移りがしにくいため、洗いやすく清潔な状態をキープできます。
小さなお子様はもちろん力が弱くなった高齢者の方など、誰でも使いやすいユニバーサルデザインを採用しています。お茶碗は、力の弱いお子様でも手に取って持てる程よい重さがあり、少し外側に反ったふちは、口をつけてごはんをかきこみやすい形に。広めの高台なので安定感も◎。
サラダを入れるのにぴったりな碗、メインディッシュにちょうどいいリム深皿などは、内側に“返し”があり、スプーンですくいあげた食べ物が外にこぼれにくいようになっており、お子様1人でも上手に食べられます。1人で食べることができた経験は、お子様の自信にもつながっていくのではないでしょうか。
お子様ランチのように盛り付けられる仕切り皿は、「準備や盛り付けが楽」「洗い物が減る」「食事の量を調節・把握できる」「バランスのいい食事をとれる」など、お母さんのメリットもいっぱい。程よい重さと安定感のある形で、お皿を置いたまま食べてもずれにくくなっています。
「小さな子に焼き物は割れてしまうのでは?」と心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、「すぐに捨ててしまってもいいや」と食器を無造作に扱うより、お気に入りを大事に長く使っていくということを学んでいくのも経験。もし割れてしまっても、その時の悲しい気持ちや次の食器を選ぶ楽しみ、大切にしようと思う気持ちはかけがえのない体験になるはずです。
どれも使いやすくシンプルなデザインなので、家族みんなで色違いで使うのもおすすめ。お子様は黄色、ママは赤、パパはグリーンなど、それぞれのカラーを決めてもいいですね!食卓が楽しく彩られる『もぐもぐごっくん』。食べる喜びや使う喜びを家族みんなで体験できる食器です。
■お店情報
マルヒロオンラインストア
もぐもぐごっくん
シンプルでやわらかなフォルムがスタイリッシュ!『BONBO』
機能性とデザイン性の高いプロダクトを発信するKINTOのキッズ&ベビー食器『BONBO(ボンボ)』。毎日のごはんやおやつの時間が楽しい記憶として残るようにというコンセプトで作られた、使いやすいサイズとユニークなフォルムのテーブルウェアが揃っています。
内側は料理が映える艶やかなホワイト、外側はマットな質感に大人っぽいスモーキーなカラーリング。スタイリッシュなデザインで、大人が普段使う食器と並べても馴染みます。
丸みを帯びた、有機的なフォルムもユニークで愛着が湧いてきます。もちろん電子レンジや食洗機にも対応しており、割れにくい素材。子どもも大人も心地よく使うことができる仕様になっています。
スナックボウル、ランチボウルは屋外に持ち運ぶのに便利な蓋付き。ボウルは、蓋を外してそのまま器として使えるようなデザインになっているので、お子様の食事シーンだけでなく、お弁当箱のように使ったり、常備菜を保存するときにも便利です。
お子様は「大人と一緒」がうれしかったりするもの。小さなお子様でも使いやすい食器でありながら、“子どもっぽく”ならない『BOMBO』は、そんなお子様の気持ちにもフィットしてくれますよ。
■お店情報
問い合わせ先:キントー カスタマーセンター(0120-34-7830)
KINTOオンラインショップ
BOMBO
※スナックボウル、ランチボウル、ストローマグは2021年春頃入荷予定。
器を通して日本の伝統を伝える『0歳からの伝統ブランドaeru』
「“本”当に赤ちゃん・子どもたちに贈りたい日本の“物”」=ホンモノが、子どもたちの豊かな感性や価値観を育むお手伝いができますように。そんな想いを込めて、幼少期から共に育ち、大人になっても使い続けられる一生モノを、日本全国の伝統産業の職人さんと共に生み出しているのが、『0歳からの伝統ブランドaeru(アエル)』です。
赤ちゃんの手首や指の発達に注目して作られたのが、こちらの『こぼしにくい器』。赤ちゃんや子どもが食べ物を上手にすくいやすいように、内側に“返し”が施されています。この“返し”は、職人さんのろくろを引く高い技術から生まれた形。“返し”によって、赤ちゃんが自分で上手にすくうことができるようになっているのです。
栃木県の益子焼、愛媛県の砥部焼、石川県の山中漆器など、日本全国の産地で作られている『こぼしにくい器シリーズ』は、3種類の大きさが用意されています。。
はじめて使う器、毎日使う器を通して、自然と「木って軽いんだなぁ、土からできたらざらざらするな」「これはどこで作られているのかな?」などと素材や産地、職人の技術に触れることもできます。
いろいろな産地の器を組み合わせれば、食卓が自然と学びの時間になります。職人による確かな技術とシンプルなデザインで、赤ちゃん・子どもはもちろん、大人になっても使い続けることができますよ。
小さな両手で持ちやすく、飲みやすい『こぼしにくいコップ」。あえて取っ手はつけておらず、両手で包み込むように持って、ごくごく飲めるサイズになっています。そのため、「モノを両手で丁寧に扱う」という日本らしい美しい所作が自然に身につくのだとか。
『こぼしにくいコップシリーズ 』は、青森県の津軽塗り、福岡県の小石原焼、沖縄の琉球ガラスがラインナップ。形は同じでも、素材によって表情が異なるので、お子様と一緒にお気に入りを選んでもらうのもいいですね。
シンプルなデザインの『こぼしにくいコップ』は、大人が使うのにもぴったり。「子どもが大人になったら親子でおいしいお酒を飲み交わすのに使いたいな」なんていう夢も膨らみます。
こちらは、自分でごはんを食べられるようになった記念にもぴったりな『有田焼の はじめてのお茶碗』。はじめての頃は、“片手でお茶碗を持ち上げて食べる”というのが難しいもの。「はじめてのお茶碗」は、高台や縁に指を添えやく、小さな片手でもしっかりと持てるデザインで、自然と食事の美しい所作が身につくように工夫されています。
『aeru』では、割れてしまった器を「金継ぎ」や「銀継ぎ」でお直しするサービス“aeru onaoshi”を行っています。陶磁器だけでなく、ガラスのお直し、漆器の漆の塗り直しなどにも対応しており、“壊れたら捨てる”ではなく、“お直ししながら長く使う”という、ものを大切にする心も学べます。
お直しはこちらから
■お店情報
『0歳からの伝統ブランドaeru』
オンライン直営店
東京「aeru meguro」
京都「aeru gojo」
お気に入りの食器で食べるごはんの時間は、“食べる”以上にさまざまなことを学ぶことができる時間でもあります。おいしく食べられて、好奇心が広がる。お子様との食事時間にとっておきの食器を取り入れてみてはいかがでしょうか。
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