草津温泉や富岡製糸場、群馬サファリパークなど群馬県の数ある観光スポットの中で、トリップノートの6万3千人を超える旅行好きのトラベラー会員(2020年8月現在)が実際に行っている群馬県の人気観光地ランキングをご紹介します!
1位:湯畑
温泉街の中心にあり、なんと毎分約4,000リットル、1日にドラム缶約23万本分もの温泉が湧き出ている「湯畑」。湯けむりが一日中もうもうと立ち上がる光景は、草津温泉のシンボルです。
夜には景色が一変し、ライトアップされた湯畑が幻想的な世界を演出します。ぜひ宿泊して楽しみたい光景です。
2位:草津温泉
草津温泉は日本一の自然湧出泉を誇る、源泉かけ流しの天然温泉です。泉質は酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉(酸性低張性高温泉)。主な効能は神経痛・筋肉痛・関節痛・皮膚病・糖尿病などですが、“恋の病以外効かぬ病はない”と言い伝えられるほど効能豊かな温泉です。
3位:伊香保温泉 石段街
伊香保温泉のシンボルである「石段街」。伊香保神社までつづく石段は365段にものぼり、これは伊香保温泉が毎日繁栄するようにとの願いを込めて、一年の日数とおなじ365段にしたもの。石段には、昔の温泉宿の家紋として使われていた干支が刻まれています。自分の干支を探しながら上っていくのも楽しみのひとつ。また石段の下の方には、与謝野晶子の歌が記されていますよ。
石段の両脇には温泉宿やお土産店、リーズナブルに日帰り温泉が楽しめる「石段の湯」、無料の足湯、そして温泉街ならではの射的場などが立ち並び、温泉情緒をたっぷりと感じながらそぞろ歩きが楽しめます。
4位:富岡製糸場
2014年6月に世界文化遺産に登録された「富岡製糸場と絹産業遺産群」。その構成資産のひとつが「富岡製糸場」です。
富岡製糸場は明治5年(1872年)にフランスの技術を用いて建てられた、日本で初めての器械製糸場。約115年間に渡って操業を続け、日本の製糸産業の発展に大きく貢献しました。
工場の敷地面積は約5万7千平方メートル、建築面積1万8千平方メートル、延床面積2万4千平方メートルと、当時の製糸工場としては世界最大規模を誇っており、100mを超える木骨レンガ造りの繭倉庫や繰糸場などが、ほとんど創業当時のまま残されています。
5位:西の河原公園
1位にランクインした草津温泉の湯畑から、徒歩で10分ほど山あいに入った場所にある公園で、行ってびっくり、見てびっくり、温泉が川となって流れだしています。河原のあちこちで源泉がボコボコと噴き出し、温泉が流れているところを散歩できテンションも上がります。足湯もあるので、ぜひタオルも持参して訪れてみてくださいね。
6位:吹割の滝
「吹割の滝」は群馬県でも人気の高い景勝スポットで、滝が巨大な岩を吹き割れたように見える独特の形状から「吹割の滝」と名づけられました。2000年に放送されたNHK大河ドラマ『葵 徳川三代』のオープニングに登場した滝としても知られています。
国の天然記念物に指定されており、幅30m、高さ7mというスケールの大きさから“東洋のナイアガラ”とも言われています。見上げる滝ではなく、見下ろす滝というのも珍しく、迫力のその姿を驚くほど間近で見られることも人気の秘密です。
7位:榛名湖
標高1,100mの場所にあるカルデラ湖で、周囲は4.8km。四季折々の美しい自然を楽しめるだけでなく、湖で堪能できるアクティビティも人気を集めています。
とくに人気があるのが、手漕ぎボートや足漕ぎボート。そして遊覧船も運行しています。湖上から美しい景色を楽しむのもまた気持ちがいいですね。そのほか湖周辺をめぐるサイクリングや、冬には氷上ワカサギ釣りも楽しめます。
8位:熱乃湯
湯畑の目の前にある「熱乃湯」では、旅行パンフレットでもおなじみの、草津名物「湯もみショー」が見学できます。「草津よいとこ、一度はおいで~」という草津節に合わせて高温のお湯を長~い板を使ってもみ、温度を下げるもので、お姉さまが唄いながら行う激しい湯もみのパフォーマンスは興奮まちがいなし!
ショーの最中には、湯もみ体験の希望者を募ります。草津温泉の伝統を体験できる、またとない機会ですので、ぜひ参加してみてください。実際にやってみると板が見た目より軽く感じ、小さな子供から大人まで体験できるのも頷けます。湯もみ体験をすると賞状をもらえ、2回目以降もその賞状を持参し湯もみ体験を5回すると記念品がもらえますよ。
9位:鬼押出し園
1783年の浅間山噴火によってできた景勝地。雄大な浅間山を背景に、噴火で流れ出た溶岩が固まって作り出された独特の荒々しい風景が楽しめます。また園内には、浅間山大噴火の犠牲者供養を目的として建てられた浅間山観音堂や、お土産屋さんにお食事処なども設けられています。
10位:群馬サファリパーク
昭和54年(1979年)に開園したサファリパーク。約100種、1,000頭羽の動物を野生に近い形で飼育し、自家用車などの車や定期的に運行されているサファリバスで園内をまわることができます。
アフリカゾーン、アジアゾーン、アメリカゾーンなどのエリアにわかれており、ウォーキングサファリゾーンでは普通の動物園のように歩いて動物たちを眺められます。
また群馬サファリパークでは、7月~8月には「夕暮れサファリ」、曜日によっては「ナイトサファリツアー」が行われており、昼間には見られない、夕方や夜の動物たちの姿が観察できる貴重な機会です。