喧嘩するほど仲が良い…そんな言葉をよく耳にしますが、カップルの場合もこの言葉は当てはまるのでしょうか?最近なんだか恋人との喧嘩が多いけど、これは仲が良い証拠なのかわからない!そこで今回は、喧嘩するほど仲が良いの意味や特徴についてご紹介していきます!
喧嘩するほど仲がいいの意味って?
まずは「喧嘩するほど仲が良い」という言葉の意味から解き明かしていきましょう。言葉の意味を解き明かしていくことで、あなたと恋人との喧嘩が果たして良いものか悪いものかが見えてくるかもしれません。
「喧嘩するほど仲がいい」のことわざの意味
ことわざとしての「喧嘩するほど仲がいい」は、特に恋人や兄弟姉妹、友人などの間で、傍目から見れば取るに足らないようなことでよく言い争いをしてしまい、そしてすぐにあっさりと仲直りしてしまう様子を指しています。
いわゆる「痴話喧嘩」がそれにあたり、ひと通り言い分を言ってしまえばスッキリして喧嘩していたことすら忘れたように仲良くなってしまう様を指します。
「喧嘩するほど仲がいい」を英語で言うと
日本のことわざを意味を解き明かして英訳するとなると、そこにはいくつかのパターンが生まれますが、一般的には「喧嘩するほど仲がいい」を直訳した「The closer you are the more you fight.」が近いと言えます。
ですが仲が良いこと、痴話喧嘩的な意味合いを英語表現に盛り込むと「A spat is the evidence they get along with each other.」などになります。
喧嘩するほど仲がいいカップルの特徴や心理
喧嘩するほど仲がいいカップルとはどのようなカップルなのでしょうか?その特徴とともに、仲が良いのに喧嘩をしてしまうその心理について解き明かしていきましょう。最近恋人との喧嘩に悩んでいる…という方は、これらに当てはまるかチェックしてみてください。
我慢するよりはっきり物事を言いたい
恋人をはじめ、仲が良い人とは自分が自然体でいたい、我慢して嫌な気持ちを溜め込んでしまうよりもはっきり伝えてしまいたいと思う人が多いです。
そこで、時には相手の反感を買ってしまうようなこともはっきりと伝えるので、その結果頻繁に喧嘩に発展してしまう…ということに繋がります。我慢してストレスを溜め込んでしまうよりははっきり伝えた方がお互いにとって良いですよね。
本気で怒っているわけではない
なかには恋人との喧嘩を痴話喧嘩的な意味合いで捉えている方も多く、決して本気で怒っているわけではないもののお互い気を許しきって喧嘩をしているような強い口調を使っている場合もあります。
この場合、お互いが喧嘩をしているという認識はあまりなく、一方で端から見た人からは「喧嘩をしている」と思われてしまう場合が多いです。
スキンシップのひとつ
同じく、喧嘩をスキンシップのひとつだと思っているカップルも喧嘩するほど仲がいいカップルの大きな特徴だと言えます。じゃれあって時には小突きあったり「やめろよ?」と命令口調の言葉を使ったり。
そうしたじゃれあいはカップル特有のイチャイチャに見えるものの、人によっては喧嘩にも見えてしまう…その結果傍目から見ると喧嘩をしていることが多いカップルに見えてしまう場合も。
好きだからこそ本音でぶつかりたい
もちろんじゃれあいや本人に本気の怒りがない場合以外にも喧嘩をすることはあります。恋人とはいつまでも一緒にいたいと思うもの。だからこそ我慢せずぶつかり合いたいという気持ちから喧嘩を選ぶカップルもいます。
この場合、カップルにとって喧嘩は話し合いです。お互いの譲れない物事について話し合い、折り合いを付けたい、自分の気持ちを相手に伝えたい気持ちで喧嘩をしています。
適度な距離感を保っている
喧嘩するほど仲がいいカップルの特徴として、適度な距離感を保っていることも挙げられます。お互いに好きなものや趣味、考え方は異なりその全てを我慢することなく受け入れられる人は極めて稀です。
そのため、時には喧嘩をしてお互いの距離感、踏み込んで欲しくないことを伝え合い、これからの関係をさらに良くしていこうと考えるカップルもいます。
喧嘩するほど仲が深まる喧嘩とは?
喧嘩はお互いの気持ちをぶつけあうことで、もちろんそれが別れに繋がる場合もあります。別れるか、円満な関係が続くかは喧嘩の仕方によって変わってきます。では、仲が深まる喧嘩の仕方とはどのような喧嘩なのでしょうか?
相手の立場にも立った意見を言う
喧嘩をするとつい自分の気持ちや要望ばかりを相手に押し付けてしまいがち。ですがここで相手の意見や考え方を聞き入れて、時には相手の立場にも立った意見が言えることもとても大切です。
相手の立場に立って喧嘩の議題や物事を考えることは相手への思いやりの気持ちでもあります。そうして建設的に議題やお互いの気持ちに寄り添って答えを出そうとすることがとても大切です。
感情的にはならない
逆にやってはいけないことが、感情的になって声を荒げたり相手の意見の一切を聞き入れようとしないことです。感情的になってしまうと喧嘩の決着や答えを出すことはできません。
そうならないように、喧嘩をするために一度クールダウンする期間を設けたり、感情的にならず、あくまでも理性的に物事を考えていくことがとても大切なことだと言えます。
喧嘩したときの仲直りのルールを決めている
喧嘩が平行線のままズルズルと長引いてしまうと、そのまま関係が疎遠になって別れてしまう場合も。ですが喧嘩をしてしまうとお互い気が立っていて自分から「仲直りしよう」と言い出すことができない場合もあります。
そうならないよう、喧嘩した時の仲直りのルールを決めておくことも大切です。例えばその日のうちにお互いが同時に「ごめんね」と言うなどが挙げられます。
無視したり自分勝手にならない
相手の言い分を無視して聞き入れなかったり、自分の意見を主張するばかりで自分勝手になってしまうと、喧嘩をしても仲が険悪になってしまっていくだけです。
仲が深まる喧嘩は話し合いでもあります。まず話し合いをするため、自分の意見を言うことと合わせて相手の意見を聞き入れるようにすることも大切です。その意見を聞いた上で理性的に自分の意見や考え方を伝えていきましょう。
解決方法を提案する
喧嘩をして感情のままに強い言葉を浴びせかけるだけでは険悪な関係へと陥ってしまいます。仲が深まる喧嘩はちゃんと喧嘩の終着点、つまり話し合いの結論を見出そうとします。
まずはその喧嘩の原因についてちゃんと考え、解決するためにはどのような結論を出せば良いのかを考えていきましょう。そうすることで喧嘩の終着点を見つけることができます。