行方市(なめがたし)は、茨城県南部に広がる霞ヶ浦(かすみがうら)という湖に隣接する町です。湖に沈みゆく夕景が美しく、サツマイモの産地としても有名です。この記事では、そんな行方市(と一部周辺の市)でおすすめのディナースポットを地元民が厳選してご紹介しています。
【1】恵比寿
行方市の手打ちそば屋。本格的なお蕎麦を食べたい方におすすめしたいお店です。店主の料理に対する強いこだわりが感じられます。店内は主にお座敷席で、和の雰囲気を楽しめます。
お蕎麦は、「田舎そば」と「十割そば」の2種類から選ぶことができます。田舎そばは太麺で、強いコシが感じられます。十割そばは、繊細なお蕎麦の香りを楽しめ、店主も薦める貴重な麺です。
写真:菊地早秋 恵比寿:「けんちんそば(1,200円)+麦飯とろろご飯(550円)」
写真:菊地早秋 恵比寿:「十割もりそば・田舎もりそば二種類盛り(1,350円)+卵かけご飯(350円)」
メニューは蕎麦のほか、うどんや一品料理も豊富に取り扱っています。そばがきぜんざい(1,200円)は複数人で取り分けて頂くデザートで、ふわっふわのそばがきにたっぷりの小豆が絡んだ珍しいスイーツです。
写真:菊地早秋 恵比寿:「そばがきぜんざい(1,200円)」
【定休日】木
【営業時間】11:30-20:00
【2】魚野川
かすみがうら市の窯焼きピザ&和定食屋です。女将さんが一人で営業されており、出来たての手料理を頂くことができます。地元のお野菜を使っており、体に優しいメニューが多いです。店内は広すぎずアットホームな雰囲気で、テーブル席とお座敷席があります。
ピザと和定食、どちらも用意があるので気分によって和洋を注文し分けてもいいですね。窯焼きピザは熱々で、チーズもたっぷりとボリュームがあります。定食は小鉢やお味噌汁が付き、メインを選ぶスタイル。野菜も摂れて嬉しい内容です。
写真:菊地早秋 野川:「ミックスチーズのピザ・Lサイズ(1,900円)」
メニューは窯焼きピザ数種類、季節ごとに変わる定食、一品料理、デザートで構成。石窯焼きプリン(390円)は、ピザと同じく窯で焼き上げられるチーズ風味のデザートです。
写真:菊地早秋 魚野川:「自家製石窯焼きプリン(390円)」
【定休日】火
【営業時間】11:30-20:00
【3】とんかめ
小美玉市の定食屋。スタミナ系メニューが多く、特にとんかつが人気です。とにかくメニュー数が多いので、何かしらお好きな料理を見つけることができるでしょう。店内にはテーブル席とお座敷席があり、気軽に訪問できる大衆食堂のような雰囲気です。
とんかめのとんかつには大きな特徴があります。それが、お肉の間に具材が挟まっているということ。例えば梅しそとんかつ(1,250円)は、外見は普通ですが中を見ると具が詰まっている一品で、このようにユニークなとんかつを頂くことができます。
写真:菊地早秋 とんかめ:「梅しそとんかつ(1,250円)」
写真:菊地早秋 とんかめ:「鉄板焼き・豚スタミナ(1,000円)」
メニューはほとんどが定食で、メインを自由に選ぶ形式です。とんかつ、フライ、炒め物、焼き魚などがあります。その他にも、麺類(うどんやそうめん)、丼ぶり、お茶漬け、一品料理などがあり、選ぶのが楽しくなります。
【定休日】火
【営業時間】11:30-14:00/17:00-21:30
【4】キッチンまいさー
行方市のイタリアンレストランで、朗らかな奥様がお一人で営業されています。店内は小さく、アットホームな雰囲気で、テイクアウトも可能。特にピザが美味しく、注文を受けてから生地を伸ばし始めるこだわりっぷりです。
ピザは、薄くパリッとしたタイプの生地で、食べやすく一人で一枚ペロッと食べられる美味しさです。特に熱せられたトマトがジューシーで、おすすめ。パスタは太麺で柔らかいです。
写真:菊地早秋 キッチンまいさー:「トマト・コーンピザ(900円)」
写真:菊地早秋 キッチンまいさー:「アリオ・エ・オリオピザ(900円)」
写真:菊地早秋 キッチンまいさー:「ナポレターナ(900円)+大盛(無料)」
メニューはパスタ、ピザ、カレー、グラタンとドリア(土日祭日限定)などで構成されています。事前予約をすれば、2,000円/人でお得なコース料理も頂けます。お手軽価格で手作りピザを頂けるのがこのお店の嬉しいポイント。
【定休日】水・木・第一日曜・第三日曜
【営業時間】11:00-20:00(LO19:30)