仕事の追い込みどきや課題の提出期限が迫っているときに、エナジードリンクを頼りにしている人も多いのではないでしょうか。多くのエナジードリンクには眠気覚ましなどの興奮作用があるカフェインが含まれています。そこで今回はエナジードリンクの「価格」に注目!各ドリンクを比較し、カフェイン100mgあたりのコストを算出してみました。
※カフェインの過剰摂取により中枢神経系が過度に刺激されると、めまいや心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠などさまざまな副作用をもたらすことがあります。飲み過ぎに注意しましょう。
レッドブル 185ml
まずはエナジードリンク界の王道中の王道ともいえるレッドブルから見ていきましょう。ドラッグストアだけでなく、コンビニでも「250ml入り」「185ml入り」の2つが売られていることが多いですが、実はどちらのサイズもカフェインの総量は80mgで同じ!
100mlあたり185ml缶は43.2mg、250ml缶は32mgとなり、小さいサイズのほうがカフェインの「濃度」が濃いのです。またショート缶のほうが価格は安いため、カフェインだけを追い求めるならコストパフォーマンス的には185ml缶が優れているといえるでしょう。
レッドブルのショート缶の100mgあたり約238円という数値は、他のドリンクと比較するときの一つの基準になりそうです。
レッドブル185ml、カフェイン100mgあたりの計算式
(191円÷80mg)×100mg=238.75円
【商品情報】
商品名:レッドブル
内容量:185ml
カフェイン含有量:80mg
コンビニでの市販価格:191円(税別)
カフェイン100mgあたりの価格:約238円(小数点以下切り捨て)
モンスターエナジー 355ml
日本ではレッドブルをもしのぐ売上を記録しエナジードリンク市場のトップを快走しているのがモンスターエナジーです。人気の理由は、1缶あたりの量の多さや多種多様なフレーバーの存在!
また写真の「アブソリュートリー ゼロ」のようにカロリーや糖分を気にしないで飲むことができる商品があることも人気の秘訣でしょう。
「アブソリュートリー ゼロ」を含むほとんどのフレーバーで100mlあたりのカフェイン量は40mgとなっています。しかし355mlという大容量のため、1缶あたりの総量は142mgです。
このカフェイン量で市販価格はレッドブルのショート缶と同等!カフェイン100mgあたりの価格は約134円と単純なコストパフォーマンス比較ではかなりお得だということができそうです。
モンスターエナジー 355ml、カフェイン100mgあたりの計算式
(191円÷142mg)×100mg=134.5070……
【商品情報】
商品名:モンスターエナジー 内容量:355ml
カフェイン含有量:142mg
コンビニでの市販価格:191円(税別)
カフェイン100mgあたりの価格:約134円(小数点以下切り捨て)
アイアンボス 250ml
アイアンボスはコーヒーの「BOSS」でおなじみのサントリーが、2020年3月に新発売したエナジードリンクです。
ストレスを和らげる効果があるとされるGABAを1本あたり28mg配合しており「ストレス社会で働く人をサポートする」というキャッチコピーが掲げられています。「BOSS」と聞くとどうしてもコーヒーの味をイメージしてしまう人も多いかもしれません。
しかし実際には甘みと酸味のバランスに優れた、エナジードリンクの王道的なテイストに仕上がっています。気になるカフェイン含有量は、1缶250mlあたり75mgとやや控えめです。
しかし市販価格は他のエナジードリンクと比べてかなり低めに設定されています。そのためジュースとほぼ同じ感覚で購入することができるでしょう。
カフェイン100mgあたりの価格は約198円と、モンスターエナジーにはかなわないものの、レッドブルよりは少々お得。
アイアンボス 250ml、カフェイン100mgあたりの計算式
(149円÷75mg)×100mg=198.666
【商品情報】
商品名:アイアンボス
内容量:250ml
カフェイン含有量:75mg
コンビニでの市販価格:150円(税別)
カフェイン100mgあたりの価格:約198円(小数点以下切り捨て)