マタニティマークについては様々な意見があり、メディアではマイナスの要素が伝えられることも少なくありません。実際はどのように思われているのでしょう?今回はピジョンが運営する「妊婦フレンズwithパパ」が行った「マタニティマークに関する調査」の結果をお伝えしたいと思います。
様々な意見があるマタニティマーク
お腹に赤ちゃんがいることを示すマタニティマーク。マタニティマークについては様々な意見があり、ネットやテレビなどのメディアではマイナスの要素が伝えられることも少なくありません。
嫌な思いをしたということがフィーチャーされがちですが、実際のところ世間はマタニティマークについてどのような思いや認識を持っているのでしょう。
今回はピジョンが運営する「妊婦フレンズwithパパ」が行った「マタニティマークに関する調査」の結果をお伝えしたいと思います。
マタニティマークとは?
マタニティマークは2017年に厚生省が事務局を務める国民運動計画「健やか親子21」推進検討会によって発表されたマークです。
厚生労働省によるとマークは
1 妊産婦が交通機関等を利用する際に身につけ、まわりの方が妊産婦への配慮を示しやすくする。
2 緊急時に、妊婦であることを知らせやすくする。
3 交通機関、職場、飲食店、公共機関などが、ポスターなどに使用し、妊産婦にやさしい環境づく
りを支援していることをアピール。
という目的を持っています。
マタニティマークつけている?
妊娠中の方及びに1才未満の子どもをもつ女性に「外出時にマタニティマークをつけていますか」と質問したところ、「必ずつけている」が54.5%、「日によってつけている」が28.0%、「あまりつけていない」と「全くつけていない」は併せて17.5%でした。
大多数の妊婦さんはマタニティマークをつけているのですが、同調査では3人に1人の妊婦さんがつけることに対し不安に思ったことがあるということも判明しました。
みんなが思うマタニティマークをつける意味
「マタニティマークをつける理由」について一般の方と妊娠中の方及びに1才未満の子どもをもつ女性に尋ねたところ、一般の方と妊婦さんの間に大きな認識のズレがあることが分かりました。
80%の一般の方がマタニティマークをつける理由は「周囲の人にサポートしてほしいから」だと思っているのに対し、同様の回答をした妊婦さんは29.4%とかなり開きが。
妊婦さんの回答第1位は「緊急のときに、自分が妊婦だということが周囲にわかるから」でした。「席を譲ってほしい」とアピールするためにつけているというわけではないということを一般の方に知ってもらいたいですね。