トリップノートのアプリでトラベラー会員が登録した「行ったスポット」のランキングを元に、新型コロナウイルス感染症の流行が始まる前と比べて、人気が上昇した福井県の観光スポットをご紹介します!

はじめに

この記事では、トリップノートの会員が実際に訪問したスポットを記録する「行った」機能のデータを元に、新型コロナウィルス感染症の流行を境にして、順位が顕著に上昇した観光スポットを紹介しています。

なかなか自由に旅行を楽しめない状況が続きますが、そんな中でも感染に気をつけながら福井県を観光する機会があれば、ぜひ参考にしてみてください。

1.あわら温泉

写真=PIXTA

人気漫画『ちはやふる』で、綿谷新(わたやあらた)の出身地としてあわら市が描かれたことから、聖地巡礼で話題になりました。明治16年(1883年)に開湯した「あわら温泉」には74もの源泉があり、旅館ごとに泉質や効能が異なるのも大きな特徴です。

日帰り温泉はもちろん、北陸最大級の大きさを誇る足湯施設「芦湯」や、昭和の屋台をイメージした「あわら温泉屋台村 湯けむり横丁」などのスポットがあります。

2.越前大野城

写真=PIXTA

織田信長の武将・金森長近によって、天正3年(1575年)頃に5年もの歳月をかけて築城された城。現在の天守閣は昭和43年(1968年)に再建されました。山々に囲まれた盆地の高台に立ち、条件があえば雲海の上に浮かぶお城が見られることも。登山口から天守閣までは約20分、眼下に見下ろす城下町の絶景を楽しんで。

3.氣比神宮

写真=PIXTA

大宝2(702)年の建立と伝わる、越前国一宮の格式高い神社。地元では「けいさん」と呼ばれて古くから親しまれてきました。主祭神は衣食住・海上安全・農漁業・交通安全の神様とされる伊奢沙別命(いざさわけのみこと)です。

写真=PIXTA

正保2年(1645年)に造られた入り口の鳥居は高さ約11mもある大鳥居で、明治34年(1901年)に国の重要文化財に指定。奈良の春日大社・広島の厳島神社の大鳥居とともに「日本三大鳥居」にも数えられています。

4.平泉寺白山神社

出典:tripnote.jp

古くから信仰の対象であった霊峰白山(標高2,702m)の越前側の拠点として、717年(養老元年)に僧泰澄(たいちょう)によって開かれました。

現在は「国史跡白山平泉寺旧境内」として指定され、境内に一歩足を踏み入れると、そこには美しい緑色をした苔がむす、神秘的な世界が広がります。約1kmつづく旧参道は、河原石を敷きつめた500年ほど前の石畳道もあります。

5.かずら橋

写真=PIXTA

かずら橋といえば徳島県にある橋が有名ですが、ここ福井県のかずら橋は本州で唯一のもの。全長約44m、高さは約12mあります。橋桁の間には隙間が空いており、渡っている間は終始、橋の下が見えている状態でスリル満点!周辺には自然遊歩道も整備されており、爽やかな緑の中での散策が楽しめます。

6.ホワイトザウルス

出典:tripnote.jp

恐竜博物館へ向かう道すがら、突如として現れる大きな「ホワイトザウルス」!2016年7月に内部の木材の腐食により頭部が落ちているのが発見され、お別れ会のあと恐竜は撤去されてしまいました。

その後、ホワイトザウルス再建までの暫定処置として、「卵からかえるのを楽しみにお待ちください」と白い卵「ホワイトエッグ」が置かれていましたが見事に孵化し、現在は2代目のホワイトザウルスが設置されています。

7.雄島

写真=PIXTA

越前海岸から224mの朱色の橋を渡ってたどり着く島。小島が点在する越前海岸の中では一番大きな島で、標高27m、周囲2km。40分ほどで一周することができますが、時計回りで回らないと祟りがあるなどの都市伝説もささやかれています。うっそうとした樹木が神秘的で、島内には雄島灯台や大湊神社があります。