群馬県甘楽郡甘楽町(かんらまち)は、織田信長にちなんだ歴史ある場所。江戸時代からの武家屋敷も残り、情緒あふれます。今回は、人混み知らずでのんびりと巡ることができる、甘楽町の歴史・グルメ・パワースポットをご紹介しましょう。

甘楽町小幡地区の情緒溢れる歴史スポット

写真:CHIRI

山紫水明な城下町として知られる甘楽郡甘楽町。武家屋敷の町並みとともに、名水雄川が流れる雄川堰もあり、情緒あふれる場所です。町の中心部・小幡地区は、江戸時代に織田氏、その後は松平氏が統治した城下町として知られています。

まずは、風格の高い町並みの中にある歴史的建造物をご紹介します。

織田宗家七代の墓

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1615年に織田氏の領地となり、その後152年間統治された小幡地区。織田氏の菩薩寺である崇福寺の隣には広い公園があり、その奥の丘陵地に、御霊屋で守られた初代・織田信雄(のぶかつ)から七代目・信富(のぶよし)までの墓が並びます。

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上の写真が、菩薩寺で、下の写真が織田宗家七代の墓です。

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公園内には芝生が広がり、東屋もあって、駐車場も広々。お散歩がてらのんびり歴史散策ができますよ。

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群馬県指定史跡 旧小幡藩武家屋敷 松浦氏屋敷

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1997年に群馬県の史跡に指定された旧小幡藩武家屋敷 松浦氏屋敷。1867年、小幡藩の中老・松浦元寛がその役を退いた後、この屋敷を与えられたと言われています。

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屋敷には江戸時代からの主屋・庭園・小堰などが残されており、小幡藩主の中でも上級武士の生活環境がとてもよく分かる貴重な史跡。主屋は木造平家建てで、寄棟造りの茅葺です 。

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庭園は主屋の南側敷地の段差を利用して造られ、母屋からも庭園の四季折々の風景が楽しめます。建築様式などから、18世紀中旬にできたものだと考えられています。

  • 入館料:無料
  • 開館時間:3月~10月/9:00~17:00、11月~2月/9:00~16:00
  • 休館日:12月29日~1月1日