みなさん、こんにちは! ファッションスタイリスト&ライターの角佑宇子(すみゆうこ)です。みなさんはふとした時にファッション用語に関する小さな疑問を感じたことはないでしょうか? 「ズボン」はいつの間にか「パンツ」と呼ぶようになっているし、「ジャンパー」や「セーター」という言葉もあまり耳にしなくなっています。

そこで今回は、いつの間にか呼び方が変わっているファッション用語をご紹介いたします。
◆変わってしまったファッション用語
かつて私たちが「ワンピース」を「アッパッパ」、「ハンガー」を「えもんかけ」と呼ぶ大人たちを不思議に思っていたように、だんだん通じなくなりつつある用語をまとめてみましょう。
とっくり⇒タートルネック
スパッツ⇒レギンス
チョッキ⇒ジレ、ベスト
チャック⇒ファスナー
ペアルック⇒リンクコーデ
さらには呼び方の変化とともに、言葉の示す範囲まで変わっているものも多々あります。
ジャンパー⇒アウター
セーター⇒ニット
トレーナー⇒スウェット
ジーパン⇒デニム、ジーンズ
「ジーパン」が「デニム」や「ジーンズ」になっている現象には、「いやそれは素材名じゃん! 意味変わってくるじゃん!」と突っ込みたくなる人も多いのではないでしょうか。
◆「つなぎ」今はなんと呼ばれてる?
上下が一体化したパンツアイテムを指す、「つなぎ」。もとはトレンチコートやデニムと同じように、作業用の紳士服から派生したファッションアイテムです。日本でもこれまでに何度かリバイバルし、その度に呼び名が変わっています。
