【今日のにゃんこタイム~○○さん家の猫がかわいすぎる Vol.166】

体重わずか275gの小さな命は「あんず」と命名されました。それこそが元気な大人にゃんこへの記念すべき一歩となったのでしょう。あんずちゃんと飼い主さんの出会いから現在までを聞きました。
◆母猫たちとはぐれた子猫を会社の敷地内で保護

それから2、3日ほどが経った、11月7日。朝から子猫が1匹だけで鳴いており、ほかの猫の姿は見当たらないことに気がついた飼い主さんは保護を決意します。

あんずちゃんは飼い主さんの同僚が用意していた段ボールの上に乗って、力いっぱい母猫やきょうだい猫を呼んでいたようでした。保護時には鳴き疲れたのか、丸まりながらぐっすり眠っていたそうです。
「怖がらせないようにそっと近寄りましたが、逃げる様子は全くありませんでした。ひざ掛けを敷いた段ボールに入れても、鳴かずにじっとしていましたね」
◆275gの小さな命をつなごうと奮闘

自宅にはすでに3匹の先住猫がいたため、あんずちゃんにはしばらくケージで過ごしてもらうことに。
「翌日、ケージ内には仰天するほど大量な、ノミの死骸がありました。体についた死骸は、負担にならないよう気をつけつつ、ノミ取りブラシで取り除きました。小さい体で、よく頑張ってくれた」