レーダーチャート
今回は、カフェラテの味の要素として、
1.コーヒーの苦味
2.砂糖の甘味
3.乳感
4.コク
5.香り
6.水っぽさ
の6項目を設定し、
各項目について5点満点で味覚評価(採点法)を行いました。
結果は、以下の通りです。
青色が「ボス」、黄色が「タリーズ」、緑色が「ジョージア」になっています。
それでは、それぞれの特徴をみていきましょう!
「クラフトボス」の特徴
「クラフトボス」は、最もミルクのコクが強いことが特徴的でした。
色も、最も薄い(白っぽい)色だったので、見た目通りでした!
ミルクがたっぷりで、甘味もやや強いため、
とってもまろやかな味わいです。
濃すぎないので、ゴクゴク飲みやすいと思います。
「タリーズ」の特徴
「タリーズ」は、砂糖や香料を使わずに、
国産ミルクを100%使用しています。
ミルクのみの甘さなので、甘味は弱く、
コーヒーの苦味が際立って感じました。
少し水っぽさは感じますが、
飲んだあとに砂糖の甘味が舌に残らず、すっきりとした味わいなので
大人のカフェラテと言えるでしょう!
「ジョージア」の特徴
「ジョージアは、香りが強いことが特徴だと思いました。
香料による香りなのかもしれませんが、
コーヒーの香ばしい香りとまろやかなミルクのコクが
しっかりとマッチしていたと思います。
「クラフトボス」よりも、ややコーヒー感が強めで、
ミルク感が弱めだと感じました。
おいしさの評価
これらを受けて、日本味覚協会では、僭越ながら
各個人が感じた「おいしさ」について、5点満点で評価をさせて頂いております。
その結果はこちらです!
「カフェラテ」のおいしさを評価する際に
ポイントとなったのは、「ミルクとコーヒーのバランス」です。
どれも、ジュースのようにゴクゴクと飲めて、おいしい!と感じましたが、特に
「タリーズ」は、砂糖が全く使用されていない無糖ラテなので、
甘味は弱く、コーヒーをダイレクトに感じることができました。
また、「ボス」は、牛乳がたっぷりで甘味やコクが強く、
まろやかな味わいですが、ミルクが強すぎるという意見もありました。
そして、「ジョージア」は、「ボス」よりも、ややミルク感が弱まったことで、
コーヒーとミルクのバランスが良くなり、1位となりました!
以上、「カフェラテ」の飲み比べでした!!
なお、日本味覚協会ではこのような味覚評価(商品評価)をインスタグラムにて公開しています。
よろしければフォローしてみてくださいね!
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本日のまとめ
・「ボス」は、ミルク感強め、甘味強めでまろやか、甘党向き。
・「タリーズ」は、砂糖・香料なし、ミルクの甘味だけで、コーヒーの苦味が得意な人向き。
・「ジョージア」は、ミルク感とコーヒー感のバランスが良い、万人受け。
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提供・味覚ステーション
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