梅の名所として知られる、東京都大田区にある「池上梅園」。毎年1月上旬から3月上旬にかけて約30種370本もの梅を楽しむことができます。園内の様子や見どころ、梅の見ごろについて詳しくご紹介していきます!
池上梅園とは?
東京都大田区の池上といえば、池上本門寺を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、池上梅園はその西に位置している閑静な庭園です。
丘陵斜面を利用して、梅を中心に植林・拡張が進められ、2021年1月現在では白梅150本・紅梅220本、計370本もの梅を観ることができます。
他にも、50本のボタンや800株のツツジなど50種500本の樹木を見られるほか、和の情緒あふれる茶室や和室もあり、1年中どの季節に訪れても楽しめる庭園です。
池上梅園の梅の見ごろは?
先ほどもご紹介しましたが、池上梅園には約30種もの梅があるので、種類によって見ごろが多少異なります。
毎年1月上旬に咲く蠟梅から始まり、白梅・紅梅と続き、3月上旬の八重揚羽まで2か月にも渡り、梅を楽しめます。特に2月中旬以降に満開となることが多く、かぐわしい香りと共に美しい紅白の梅が咲き誇ります。
梅以外にも、3~4月はサクラ、6月頃にはアジサイなど、四季折々のお花が楽しめるので、大田区のホームページで紹介されている花暦をぜひチェックしてみて下さいね。
まるで桃源郷のような美しさ!池上梅園を巡ろう
池上梅園へは、東急池上線の池上駅から徒歩20分、都営地下鉄浅草線の西馬込駅から徒歩10分ほどで行くことができます。
写真:SaoRi
園内に入るとすぐに受付があるので、そちらでチケットを購入して入園しましょう。
大人100円/小人20円 受付後すぐに見えてくるのは、見晴らし台へと続く階段です。
冒頭でもご紹介しましたが、池上梅園は丘陵傾斜を活かして造られている庭園で、階段を登っていくにつれて眺めが良くなっていきます。
満開の時には、丘一面がピンク色や白色に染まり、まるで桃源郷のような美しさのなかを歩けます。
見晴らし台からの眺めを堪能したら、再び石段を下り、平地部分へと向かいます。
梅のメインの見どころは丘陵部分ですが、他にも園内のあちらこちらで梅が咲いていて、和の雰囲気を醸し出しています。
庭園全体の美しさも楽しみながら、ぜひ入口から奥の薬医門までじっくりと巡ってみて下さいね。