◆子どもたちのキャラクターグッズは一箇所に
玄関に飾られたアートは、実はスカーフ 広々とした玄関は、明るいブルーの扉に付け替え、壁を珪藻土に塗り替えました。壁には、友人のアーティストからプレゼントされたスカーフが、ハンカチ用の額縁に入れて飾られています。
玄関を入ってすぐの和室(セセさんとお子さんの居室)と、洗面所の間の壁は木製の板で仕切られており、お子さんの学校用具やポケモングッズが掛けられるようになっています。
子どもたちのキャラグッズやアートを掛けられるスペースも「もともと、和室と洗面所の間の壁はガラスの引き戸だったんです。それだと、遅い時間にシェアメイトが洗面所を使うと子どもたちが眩しくて起きてしまうので、撤去して板を取り付けてもらいました。リビングにキャラクターグッズを置くとインテリアが台無しになってしまうので、ここに集めるようにしています(笑)」
◆収納が少ないながらも工夫を
床の間はクローゼットに「収納が少ないので、和室の床の間にラックを置いて衣装や荷物を置くスペースにしています。あまり物がいっぱいだと見栄えが悪いので、洋服は厳選してできる限り減らしています。押し入れの襖は張り替えに失敗したこともあり、撤去してロールスクリーンを取り付けることにしました。見た目もスッキリして気に入っています」
押し入れにはロールスクリーンを設置してスッキリと◆大工さんとうまく付き合うコツ
作業を見守る息子さん セセさんは、リノベーションで重要なのは、「信頼できる職人さんの存在」だと振り返ります。
「私の場合は、たまたまいい業者さんに巡り会えたのですが、良い方を見つけるのはすごく難しいです。ただ、1人いい業者さんを見つけられると、その方がつながっている、いい電気屋さんや、設備屋さんを紹介してもらえるんじゃないかと思います。
私はまず業者さんに、全ての希望を優先順位をつけて伝えて、『予算の許す範囲内で実現してください』とお願いしました。すると、材料費を抑える方法を教えてくれたり、『この方法だとこういう仕上がりになるけどできますよ』と提案してくれました。最終的には、予算内で私の希望をすべて実現してもらうことができました」