旧ジャニーズ時代を含め、近年はジュニアの退所者も増えていたが、30名以上のジュニアが一気に減るのは異例だろう。芸能ライター・阿部ベア氏は「昨年からの流れが加速し、明らかな異常事態」だと指摘する。

「特に、昨年はHiHi Jetsのセンターだった高橋優斗(10月1日午前0時)、Go!Go!kids・鮫島令(10月末)、美 少年・金指一世(11月1日午前0時)ら、グループに所属するジュニアが続々と離脱。さらに、グループ無所属だった尾崎龍星(11月末)、手島麗央(同)、林一敬(12月28日付)らも事務所を去りました。そんな中、STARTOは今年2月16日にHiHi Jets、美 少年、7 MEN 侍、少年忍者の一部メンバーをシャッフルする形で、新グループ『ACEes(エイシーズ)』『KEY TO LIT(キテレツ)』『B&ZAI(バンザイ)』が誕生したことを発表。HiHi Jets、美 少年、7 MEN 侍は事実上の解散となり、ファンは衝撃に包まれました」

ジュニア再編成も、見えない「責任の所在」

元関西ジュニア・藤森凌駕、「こう言った結果が決められた」「非常に悔しくて残念」――インスタで胸中吐露

 一方、3月31日付で退所した元関西ジュニア・藤森凌駕は日付が変わってすぐに個人のインスタグラムを開設。ジュニアの卒業を報告するとともに、ファンへ感謝の言葉をつづっていたが、最初に上がった投稿には不穏な一文が記されていた。

 当初、藤森は「本当は、自分もグループを組んで、仲間と一緒にデビューを目指して頑張りたかったけど、こう言った結果が決められたのは非常に悔しくて残念です」「気持ちの整理に少し時間がかかりましたが、これはまた新しいことに挑戦するチャンスなんだと、僕の分岐点なんだと思っています」「今のこの悔しい気持ちと、7年間の貴重な経験を大切にして、いつかまたみなさんと一緒に歌って踊れる日が来ることを信じて頑張っていきます」と、複雑な胸中を吐露していたとか。